目標は立てるだけで実現できるわけではありません。
目標を管理するには計画が必要です。
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目標達成までのロードマップを描く
何か一時実行することで成し遂げられることは目標とは言いません。
多くの目標は実現するまでに一定期間必要です。
そこで、目標を立てた時に最初にしなくてはならないのがロードマップ作りです。
目標というゴールに到達するまでの行程がロードマップです。
ロードマップは大きく分けて3つに分けられます。
- 目標達成までの長期計画
- 中期計画
- 短期計画
です。
もちろん中期計画と短期計画の長さは、目標達成までに必要な期間によって変わります。
中期計画や短期計画は、目標に向かって進む上のマイルストーンです。
マイルストーンとは全体の中間目標地点です。
チェックポイントを作ることで、
- 目指す目標に近づいているのか?
- 順調に進んでいるのか?
を確認することが出来ます。
タスクにブレイクダウンし、スケジュールに落とす
長期、中期、短期に計画を作っても、それだけでは不十分です。
長期計画や中期計画に書いてあるものは漠然としているものが多いです。
短期目標になれば具体的な取り組み内容が書かれることが多いですが、行動まで落とし込まれていることは少ないと思います。
実際に行動するには最終的には数時間で出来るタスクのレベルまでブレイクダウンしなくてはなりません。
そのために作らなくてはならないのが、
- 月間計画
- 週間計画
- 日々の計画
です。
一か月間で取り組む内容と、そのゴールを決めます。
それを週単位に割り振ります。
週間計画を立てる場合には、タスクのレベルまでブレイクダウンし、それを日ごとに振り分けます。
そして、毎日の計画の中に、その日実行するタスクを組み込みます。
漠然と、今月これをしよう、今週これをしよう、今日はこれをしよう、と考えていても実行するのは難しいものです。
日々通常の仕事や業務もあるでしょうし、さまざまな出来事が起こります。
最終的に今日、この時間に、このタスクをする、というところまで計画しないと、実行出来ないものです。
定期的に見直す
日々の計画にタスクを落とし込んでも、実行してみないと、実行出来るかどうか分かりません。
計画通りに実行しても、短期目標や中期目標で決めた所までたどり着いていないかもしれません。
計画は計画です。
実際に実行してみないと分からないことは沢山あります。
そこで大切なのは、定期的に計画を見直すことです。
- 進捗状況を確認する
- その後の計画を見直す
のです。
進捗が遅れていれば、長期目標の期限を延ばすか、今後の中間目標を見直さなくてはならないでしょう。
もしかしたら、目標自体を取り下げるかもしれません。
それでも良いのです。
実行している間に、他に目指したい目標が見つかることもあるでしょう。
取り組んでいる内に、そのためのタスクを実行することの負担が大き過ぎると気付くかもしれません。
目指すものも変わって良いのです。
進捗を確認し、計画を見直すだけでなく、目標自体を見直す機会を持つことには価値があります。
そして、そのためにも目標を立てたら、きちんとした計画を作ることが重要なのです。
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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