現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
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ありがとうございます。
先日和歌山で発生した
発砲立てこもり事件は
犯人の自殺という形で
終わりました。
この事件では、
警察の対応について
批判も出ているようです。
このようなケースは、
経営者や管理職が
意志決定を考える上で
参考になります。
もしあなたがこの事件の
対応責任者だったら
どうしていましたか?
意志決定に至るプロセスを
考えていきます。
今回は、
実行案を選んだ後の
現場への指示
です。
実行案が決まれば、
現場に指示を出します。
ただ、
実行案通りに進めろ!
と指示を出すのは
有効ではありません。
事件は会議室ではなく
現場で起こっている
からです。
状況は変化していきます。
状況の変化をいち早く
知ることが出来るのは
現場です。
状況が変わるごとに
本部に報告して
指示を仰いでいては
タイミングを失い、
解決のチャンスを
逃すかもしれません。。
一定の方向性を示したら、
後は現場判断に任せることが
必要になります。
そこで必要なのが、
想定される状況に応じて
採用するオプションを
用意すること
想定外のことが起こった場合は
条件の優先順位をもとに
現場責任者の判断で
適切な対応を取れること
です。
現場への指示は
厳密過ぎてはいけません。
臨機応変に対応出来るように、
基本的な対応策だけではなく、
その対応策を選んだ理由、
想定される事態への対応策、
そして想定外の事態が
起こった場合
現場で判断出来るように
条件の優先順位を
伝えておくことが重要です。
これらは全て
指示する側に求められる
説明責任の範囲内だと
考えています。
今回は、
現場が状況に応じて
適切な行動を取れる
現実的で実践的な
現場への指示
について考えました。
次のブログでは、
意志決定と最終評価
について考えます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
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