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【ミスの受け止め方を考える(5・終) 】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
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ありがとうございます。
ミスの受け止め方について
考える5回目で最終回です。
前回のブログでは、
ミスが起こった場合に
対処する立場である
経営者や管理職は、
自分自身の受け止め方が
どうあろうとも、
その対処が部下に与える
影響が大きい
と書きました。
今回は、
ミスの想定と姿勢と対処
について考えてみます。


うれしいことではありませんが
仕事にはミスがつきものです。
機械でもミスが出ますが、
人は機械以上にミスをします。
ミスが起こることを
前提として考えると
何が変わるでしょうか?
ミスが起こるのは想定内なので、
ミスが起きても
動揺することはありません。
起こったミスの影響範囲と
影響の大きさを想定していれば
起こった時の対処法も
事前に考えておくことが
可能になります。
ミスを想定していれば
業務上の問題の多くは
解決することが出来ます。
ここで問題になることが
2点あります。
1つ目は、
ミスを起こした本人の
受け止め方を通して見える
ミスの原因への自覚です。
ミスは起こるものですが、
起こして構わないものでは
ありません。
また、ミスは起こるものですが、
特定の社員にミスが多いならば、
その社員に問題があります。
そのことをミスを起こした本人が
自覚していない場合は、
きっちりと指導することが
必要です。
本人が自覚している場合は
改善方法について
一緒に考えることが効果的です。
2つ目は、
ミスが起こった原因へ
対応する姿勢です。
ミスが起こりやすいならば、
仕事のやり方に
改善の余地があるかもしれません。
ミスが大きな問題を起こす前に
ミスを発見する仕組みが
元々ないか機能していない可能性も
あります。
起こったミスの原因を
究明することを通して
改善につなげることが
望ましい姿勢です。
ミスの想定をしていれば、
悲観的に受け止める必要は
なくなります。
想定しているので、
起こった後の対処は
平静に行うことが
可能になります。
現実には、
ミスの対処が終わった後の対処が
会社にとっては重要です。
個人に原因があって起こる
悪いミスの場合は
毅然と本人を指導します。
個人に問題がないけれど
起こってしまうミスは
改善のヒントを与えてくれます。
ミスは良い兆候と受け止め、
改善や成長の機会として
活用すれば良いのです。
ミスは起こるものですが、
起こさないように
しなくてならないものです。
あなたの会社では、
ミスはどのように受け止められ、
どのように対処されていますか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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