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【結局、決めるのは「人」】

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「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
コンピュータの発達もあって、
多くのものがシステム化される
ようになりました。
システムが自動的に
判断してくれるような
システムもあります。
それでも、結局、
決めているのは「人」です。
このことを、
強く意識したのは、
社会人になって間もない頃でした。


当時、今ほど
コンピュータ化は進んで
いませんでした。
仕事上、関係のあった航空会社は、
当時としては、
コンピュータ化、
システム化がとても進んでいる
業界でした。
例えば、飛行機の座席が
満席の時、
システム上、
キャンセル待ちにしかなりません。
それでも、
どうしても予約しないと
いけないケースもあります。
そんな時、
「人」の判断と意思で
予約することができます。
システム化されていても、
最後に決めるのは、
「人」なのです。
このことは、
私の中で染み付いた経験則です。
この経験則にあてはめて
他の例を考えてみます。
最近は便利なもので、
株の売り買いにも、
オート・トレードと呼ばれる
システムがあります。
相場の動きを見ながら、
自動的に判断して、
売り買いをしてくれます。
このシステムには、
「人」の判断は
入っていないのでしょうか?
このようなプログラムも、
元々は、「人」の判断です。
株で儲けるために、
過去のデータを分析し、
「勘」のような判断を、
「公式化」したものを
「パターン」によって、
売り買いするように組まれた
プログラムなのです。
そして、その「公式」は、
人の数だけと言って良いほどの
種類があります。
つまり、
どんな時に売り買いすれば、
儲かる・損しない
と判断し、決めているのも
「人」なのです。
そして、
どの「人」の「公式」を
使ったシステムを使うかを
決めるのも「人」です。
一見、
「自動的」に行われている
または、
機械が判断してくれる
と思ってしまうことも、
実は、
「人」の判断に基づく行動の
積み重ねの結果なのです。
そして、どこかで、
自分自身も判断の
一部に関わっているのです。
システムにしても
プログラムにしても、
所詮「人」が作るものです。
システム任せにしているようでも、
実際は「人」が決めているのです。
逆に考えると、
「人」だけが、
システムを変えることが
出来るのです。
やはり一番重要なのは
「人」ですね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
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あなた自身、
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