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【社員を「巻き込む」二つの効用】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
「ワーク・ブレイクダウン」では、
何度も関係者を集めて
ミーティングを実施することを
勧めています。
ミーティングを行うことは、
スケジュールの調整も必要ですし、
準備にも時間がかかります。
それでも、
ミーティングを実施する
意味はあるのでしょうか?
意味はあります。
関係者を「巻き込む」には、
ミーティングが
最適な「場」だからです。


社員を「巻き込む」と、
二つの良いことがあります。
一つ目は、
「自分事化」すること、
二つ目は、
「現場」の「情報」と「知恵」を
活かせることです。
社員を「巻き込む」ためには、
社員間の
コミュニケーションの質を高め、
量を増やす必要があります。
そのために、
きちんと設計され、準備された
ミーティングはとても効果的です。
会社には何人もの人がいます。
それぞれが、していることを
組み合わせ
集めることで、
会社全体が動いています。
つまり、
会社のパフォーマンスは、
現場の社員の一人ひとりの
パフォーマンスによって変わるのです。
少し、
子供の頃を思い出して下さい。
親や先生に言われたことを、
忠実に守っていましたか?
とりあえず、言うことは聞いたけど、
どうも納得いかず、
分かったフリをしたことはありませんか?
あなたの会社の社員も同じです。
言っていることが正しいかどうかは、
問題ではありません。
上司や社長が言っているのだから、
言うことを聞くのが当たり前、
と思っても、その通りにはなりません。
ビジネスの判断に絶対的に
正しい唯一の正解はありません。
社員全員の意見が一致することは
ありません。
もちろん、
出来るだけ多くの社員に賛成して欲しいです。
決して、
「それ、いいですね!」
と言葉で言ってもらうことではありません。
日本は「輪」を大切にする文化があり、
このように、すぐ賛同する
ある意味「調子のいい」人が
結構、多くいます。
賛成してもらえると嬉しいものですが、
調子を合わせるだけの賛同は、
実際、動き始めて成果を出すには
役に立たないことが多いものです。
せめて、「仕方ない」と、
受け入れて欲しいものです。
そのために最も効果があるのが、
議論や決定に「巻き込む」ことです。
自分たちの「意見」も
議論で取り上げられ、
決定に自分たちが関わるのです。
当然、ミーティングで決まったことは、
上から押し付けられたものではなく、
「他人事」ではなく、
「自分事」になるのです。
この違いは、
実行段階でのパフォーマンスに、
大きな差となって現われます。
一方的に命令した方が、
指示する時には楽です。
これも、
先の面倒なことを避けるために、
今、面倒なことをする
です。
もう一つ「巻き込む」ことで得られる
「現場」の「情報」と「知恵」を
活かせる
です。
それは、
判断の「質」を上げることに
つながります。
判断する時、
一つの「情報」の違いで、
結論が変わってしまいます。
ある「情報」が違えば、
条件が違ってくることは当然です。
現場には、「情報」があふれています。
この、現場にある「情報」を
判断する時に活用することが、
より良い判断をする上で
とても役に立つのです。
そして、現場には「知恵」が
眠っています。
実効性の高い「実行計画」を考えるには、
この「知恵」を活かすことが、
とても大切です。
あなたの会社では、
ミーティングを重ねて
社員を巻き込んでいますか?
もし、
指示したことが十分に実行されない
思ったような成果が出ない
と感じていることがあれば、
ミーティングのやり方を見直して、
ミーティングを重ねてみては
いかがでしょうか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!

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