神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
業務を効率的に行うには集中することが必要です。
集中出来るのは、どんな環境でしょうか?
業務は集中した状態で行う方が、スピードも速く、ミスも少ないです。
生産性の向上が求められている中、業務に集中出来る環境を整えるのも、会社、そして現場の管理職の大切な役割です。
ところが、仕事に集中出来る環境でない職場が多いようです。
ところで、業務に集中出来る環境とは、どんな環境でしょうか?
生産性が最終的な判断基準になるので、集中出来る環境は、業務によって違います。
例えば、一般的な事務系の仕事で考えてみます。
熟考したり、資料作りのように一人で行う作業の場合は、静かで一人の方が良いでしょう。
アイデアを出す時は、複数の人が集まり、他の人のアイデアにも刺激を受けられるような、にぎやかで活気がある環境が良いでしょう。
これら2つは両極端です。
これは事務系の仕事についてですが、どのような業務を担当していても、常に1つの環境が良いわけではありません。
しかし、集中出来る環境かどうかで問題になるのは、一人で集中する方が良い業務をするのに良い環境が確保出来ないことです。
集中を邪魔するのは、ほとんどが人です。
具体的には、他の人が話しかけてきたり、周りの人の話し声や発する音が気になる、などです。
特に周りの人の声は集中を妨げます。
大声で話している人がいると、集中出来ません。
話していることが自分の仕事に関係する内容の場合は、つい気になってしまいます。
上司が誰かを叱ったり、指導していれば、自分にも関係あるかもしれないので、気になります。
仕事と関係ない話で盛り上がっている人がいれば、興味をひかれるかもしれませんし、不快に感じるかもしれません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
周囲の人の声や音が全く聞こえない環境を与えることは、現実には難しいです。
しかし周囲の雑音によって、業務に集中することが妨げられることも避けなくてはなりません。
そこで、職場での言動に関して一定のルールを作ることも1つの方法です。
そもそもマナーの悪い社員には、きちんと指導する必要があります。
同僚のことを思いやり、邪魔をしないように気を配るのは当然のことです。
また、一人で集中して行う業務が多い部署ならば、職場内で会話をしてはいけない時間を作るのも一法です。
また、必要な場合は職場を離れて、会議室などに籠もることを認めるのも良いでしょう。
いずれにしても、必要な場合には、一人で集中して業務を行う環境が確保出来るようにしなければなりません。
必ずしも物理的に最適な環境を整えられるわけではありません。
今の環境の中で、工夫し、メンバー全員が協力し作らなくてはなりません。
業務に集中出来るお互いに思いやり、協力して必要な環境を作り出すことです。
これが出来ているのも、現場力の強い現場の特長の1つです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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