神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスでは、人との関係性が大切です。
どのような位置関係が適切なのでしょうか?
ビジネスでは、多くの人が関係してきます。
適切な関係を築き、維持することが仕事をする上で大切です。
人との関係性には、2つの軸があります。
それは、距離と上下です。
距離には、いくつかの要素があります。
親しさのような心の距離もあります。
会ったり、連絡を取る、接触の頻度も距離と言えるでしょう。
そして、実際に会っている時の物理的な距離もあります。
距離は、どの要素でも、近い方が良いです。
どの程度の近さを相手が許してくれるかで、関係性を計ることが出来ます。
もう1つの上下は、距離と比べると単純ではありません。
上下だけでなく、どの位の差があるかも重要です。
しかも立場、年齢、経歴など、さまざまな要素が絡み合います。
さらに、何を求めるかに個人差が大きいのも特徴です。
このことが、良い関係性を築くことを難しくしています。
例えば、あなたが上下の差はなく、対等だと考えている人がいるとします。
あなたは、対等だと考えているので、友人のように砕けた話し方をします。
ところが、相手は上下があると考えていたら、相手にとっては適切ではありません。
自分の方が上だと考えていれば、対等に接していることを不愉快に思うでしょう。
逆に自分の方が下だと考えていれば、対等に扱ってくれると喜ばれる場合もあるでしょうが、恐縮して心地悪さを感じているかもしれません。
距離にしても、上下にしても、何を適切と考えているかは、人によって違います。
しかも、関係性の判断基準は、感覚的なものです。
ですので、話し合って合意することで解決することも出来ません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
お勧めしているのは、まず自分の許容範囲を広げることです。
その上で、出来るだけ相手が適切だと考えている距離や上下の位置に合わせることです。
良い関係性は、自分にとって良い影響があります。
出来るだけ良好な関係でいることは、目指す価値のあることです。
良い関係を築き、維持するために、立ち位置を意識し、行動しているのも、現場力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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