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【他人を喜ばせるのは難しい】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
相手が喜ぶだろうと思ってしたけれど、全く喜んでくれないことがあります。
なぜでしょうか?


人間関係を深めたいとする時、相手を喜ばせることをしようとする人が多いです。
しかし、いろいろと考え、頑張ってしたことであっても、喜んでくれないことがあります。
そんな時は、残念だと思うと思います。
非常に苦労してしたことであれば、喜んでくれない相手を責める気持ちになることもあるでしょう。
ところで、相手を喜ばせるために何をするかを考える時、どのようにしましたか?
多くの人は、次の2つの方法のいずれかを採ります。
・自分がして欲しいこと
・多くの人がして欲しいこと
しかしどちらも、可能性は低くはないと思いますが、確実とも言えません。
あなたと相手とでは、喜ぶことが違っていて当たり前です。
多くの人が喜ぶからと言って、その相手が喜ぶとは限らないのも当たり前です。
ですので、厳しい言い方ですが、相手を責めるのは間違っています。
では、どうすれば良いのでしょうか?
まず、出来るだけ相手が喜んだ事例などの情報を集めます。
機会があれば、どんな時、どんなことで喜ぶかを観察します。
会話の中で探りを入れてみるのも良いでしょう。
これらの情報を集めた上で、相手がして欲しいことを考えることが大切です。
このようにして考えても、必ずしも喜んでくれるとは限りません。
何に喜ぶかは本人しか分かりません。
もしかしたら、本人も分かっていないかもしれません。
自分自身のことを考えてみて下さい。
誰からでも、いつでもされると嬉しいことありますか?
意外にないものです。
人を喜ばせるのは、本当に難しいことです。
難しいと分かっていても、一生懸命相手のために考え、苦労してしたことが報われないのは悲しいことです。
喜んで欲しいです。
せめて、頑張りを認めて欲しいです。
しかし本当に大切なのは、相手を喜ばせるために、精一杯のことをしたことです。
その気持ちです。
そして、その気持ちは伝わるものです。
・出来ることを真剣に行う
・思うような反応が得られなくても、相手を責めない
・喜ばせようとすることを止めない
これらのことが出来ているのも、人間関係作りに長じた、現場力の強いビジネスパーソンの特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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