神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
管理職が部下の話を聞くことの重要性は誰でも分かっていることです。
ところが、簡単ではないようです。
管理職にとって、部下とのコミュニケーションは重要です。
コミュニケーションには、普段の日常的な会話ありますし、仕事に関わることもあります。
ここで取り上げるのは、仕事に関する内容のコミュニケーションです。
管理職と部下との仕事に関するコミュニケーションはさまざまです。
相談を受けたり、報告を受けたり、承認を求められることもあるでしょう。
人事考課などで面談することもあるでしょうし、注意したり指導するために話すこともあるでしょう。
コミュニケーションの中で、特に重要だと言われることは、聞くことです。
ところで、本当に聞けているとは、どのような状態のことでしょうか?
その判断は、結果として部下がどう感じているかで決まります。
部下が、きちんと聞いてくれていると感じなくてはなりません。
少し細かく言うと、
・伝えていることを正確に理解してくれている
・自分の考えや思いを受け止めてくれる
なので、
・尋ねられたことに対して答えられる
・考えていることや思っていることを正直に言える
状態です。
極端な言い方をすれば、
本音が言えるかどうか
なのです。
では、どうすれば、
この人には本音が言える!
と思ってもらえるのでしょうか?
それは、聞く時に、相手の考えや思いを知ることに集中することです。
人は誰でも、他人の話を聞きながら、判断したり評価したりしてしまいます。
そして、何を言おうかを考えながら聞いています。
これは、相手に伝わります。
そして、これが伝わると、本心では自分のことを理解しようとしてくれていないと感じるのです。
自分が話すために聞くのではなく、純粋に相手の考えや思いを知るために聞く
そして、
それが相手に伝わっている
聞く時は徹底して聞くことに専心するのは難しいことですが、これが出来るのも、現場力の強い管理職が持っている特長の1つです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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