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【現状把握に潜む問題】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスで意思決定するには現状把握が必要です。
そこに問題が潜んでいます。


ビジネスの意思決定、特に経営者が行うものには、対策の選択、優先順位付けなど、いくつかの種類があります。
どの種類の意思決定であっても、最低限必要なのは、出発点である現状と、目的地である目標です。
目標は極端な言い方をすれば、理想です。
あくまでも将来実現したいことです。
正しいかどうか評価することは出来ません。
一方、現状は違います。
現実なので、把握は可能だと思われます。
例えば、現状を把握するために、社員に以下のような質問をするとします。
ここは問題ないですよね?
これは出来ているよね?
これは大丈夫ですよね?
これらの質問にイエスの答えが返って来ても、それを正しいと考えるのは危険です。
部下は、出来ていなくても、難しいと思っていてもイエスと答えるものだからです。
これらの社員の反応は、何とかしたい、何とかしなければ、という気持ちからの反応です。
責任感の強さの表れかもしれません。
もしかしたら立場上、出来ないとは言えないのかもしれません。
いずれにしても、社員を責めることは出来ません。
このように、社員からの情報は、必ずしも事実とは限りません。
このようなことを現状だと考えて、意思決定をしてはいけません。
ところが、本当の現実は、不都合なものだっりします。
認めたくもなければ、他人には知られたくないかもしれません。
そのため、現状を把握するために、社員に尋ねる以上のことをしようとしないかもしれません。
しかし、現実を出発点としなければ、適切な意思決定を行うことが出来ません。
現状をそのまま把握するのは、本当に難しいものです。
さらに、現実をそのまま見るには勇気や覚悟が必要です。
これらが出来るのも現場力の強い会社の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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