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【より良い意思決定のための3つの注意点】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
経営者ならば誰でも、より良い意思決定をしたいと考えています。
ところで、良い意思決定とは、どんなものなのでしょうか?


商品の良し悪しについて、こんな言葉があります。
良い商品があるのではなく、売れた商品が良い商品である
意思決定も同じだと考えています。
望む結果が得られたら、その意思決定は正しかったのです。
どんなに情報を集め、論理的に正しい決断をしても、結果が出なければ、その意思決定は間違っていたことになります。
意思決定をするには、注意すべき3つのポイントがあります。
1つ目は、どんなに時間と労力をかけても、全ての正しい情報を入手することは出来ないことです。
つまり論理的に考える根拠自体が100%正しくないからです。
2つ目は、論理的な判断にも判断基準があることです。
その判断基準は、優先順位も含めて、客観的なものではなく、主観的なものです。
つまり、論理的な結論も、判断基準が違えば、何種類もあるからです。
そして3つ目は、どんな意思決定も、きちんと実行されなければならなことです。
ここで言う、きちんと実行する意味は、決定に従って現場が実行することだけではありません。
実際に実行して分かることをフィードバックし、細部については修正しながら実行することです。
意思決定は、不確実な中で行われる決断です。
最終的にその決断を行うのが経営者です。
決定した内容は、現場で実行されなければなりません。
現場を実行させるのは、経営者であり、現場に近い管理職です。
そして、現場で実行していく中で出て来た情報を上に戻すのは、現場の社員であり、管理職です。
そして、現場からの情報を活かし、修正の決断をするのは経営者です。
意思決定の良し悪しは、望む結果が得られたかどうかで決まります。
より良い意思決定が出来るかどうかは、会社全体の現場力によって決まるのです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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