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【個性や自分らしさの扱い方(2)】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
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ありがとうございます。
ダイバーシティが
注目を浴びています。
そして、
個性や自分らしさを
大切にすることが
良いことと言われています。
この傾向は
良いことだと思っています。
ただし現実には
現場は混乱していて
多くの問題が起こっています。
その背景を考えることで
個性と自分らしさの
活かし方について
考えていきます。
前回は、
日本の文化的特徴として
同調圧力が強いことを
書きました。
今回は、
同調圧力の強い社会で
個性や自分らしさを
発揮しようとした時に
起こることを
考えていきます。


このような文化の社会で
個性や自分らしさを
積極的に活かそうとする人が
出て来ると
周囲の人はどうしょうか?
そもそも、
何となく意見が
まとまっていくことが
当たり前でした。
会議などで
違う意見を
はっきりと言われる経験も
乏しく、
その時の対処の経験も
多くありません。
そこで多く見られるのは、
スルー
つまり無視です。
とりあえず意見は
言わせてくれますし
聞いてくれますが
取り上げません。
聞いてくれるだけ
良いかもしれません。
意見を言うこと自体を
何かと理由をつけて
認めないこともあります。
欧米とは
その個性や意見の違いを
扱ってきた経験が違います。
幼い時から
自由に自分の考えを
言うことが当たり前です。
当然、
最初から全員が
同じ意見のことはありません。
そこで
自分と違う意見であっても
まずきちんと聞いて
理解するように
指導されます。
その上で、
意見を交換しながら
合意を形成していきます。
そうすることで、
意見の違う人と折り合い、
共存することを
身につけるように
育てられていくのです。
そのように育っていない
日本の社会では、
違う意見の扱い方を
身につけないで育ちます。
そのような人たちの集団の中で、
個性や自分らしさを
発揮しようとしても
無視されたり、
押さえ付けられることが
起こります。
それでも強引に
発揮しようとすると
周囲の反発を買います。
日本の場合、
まともに意見を闘わせる
経験が乏しく不慣れなことが
個性や自分らしさを活かせない
原因の一つなのです。
今回は、
周囲の人の経験不足による
対応能力が不十分なことを
書きました。
では、
それだけが原因でしょうか?
他の理由について
次回のブログで考えていきます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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