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【承認を効果的に行うことが難しい理由】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
部下を承認することは効果的と言われています。
しかし効果的に承認するのは難しいようです。


承認することは、相手を認めることです。
効果ある承認かどうかの基準は、どのように承認するかでは決められません。
相手がどう感じるかで決まります。
ここで重要なポイントの1つは、何を認めるかです。
誰でも認めて欲しいことは、存在です。
その職場の一員としていて良いと認めることです。
これは挨拶などが承認の行動になります。
問題は、それ以外の承認です。
人によって認められたいことが違います。
仕事への姿勢
頑張り
能力
貢献(成果、同僚への協力など)
などなど。
承認する人の評価ではなく、本人が意識していることを認められなければ、承認されていると感じません。
さらに、特定の集団の中で一番であるとか上位であると認められたい人もいます。
ライバル視している誰かと比べて、上であると認められたい人もいます。
そして認められたいことも、変化していきます。
承認の本当の難しさは、ただ見ていることが伝わるだけでは効果は少ないのです。
本人が認めて欲しいことを承認しなくてはならないのです。
そのためには、ただ部下を見ているだけではなく、何を認めて欲しいかが読み取れるように観察しなくてはなりません。
部下を知り、効果的な承認が出来るのも、現場力の強い管理職の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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