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【仕事を教えることは難しい】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
社員の育成に苦労している会社が多いようです。
時代によって仕事のやり方は変化していきます。
しかし、仕事の基本的な部分では変わらない部分も多くあります。
今教える立場の人も、先輩から教わり、出来るようになったことです。
それを、後輩に教えるのが、なぜ難しいのでしょうか?
ボード_育成指導.jpg


一番の問題は、教える立場にある人が教わった時の方法が通用しにくくなっていることです。
私が教わる立場の時代の教え方は、見て覚えろ、でした。
理論立てて教えてくれるわけでもありません。
見よう見まねでやっては、ダメ出しされ、やり直しの繰り返し。
それでも、自分で試行錯誤することで得られることも多くありました。
特に、応用力は身に付いたと感じています。
しかし、この教え方には問題もあります。
一定水準以上出来るようになるのに、時間がかかることと、教わる側の負担と苦労が大きいことです。
時代が移り、マニュアル世代と言われる社員が入って来るようになると、それまでの教え方が通用しなくなりました。
そこで、マニュアル作り、マニュアルを使って教えることを試みるのですが、うまくいっていないようです。
基本は教えやすいのですが、応用がきかないために、現場で機能不全に陥ってしまうのです。
マニュアル化できる基本的なことが出来ることは、あくまでも初心者レベルです。
実際の業務をこなす上では、応用力が必要です。
応用力の基になるのは、経験から得た知恵です。
これをマニュアルのように文書化すると、膨大な分量になります。
マニュアルとしては、使えないものになります。
基本はマニュアル化して教えながら、応用力が身に付くように、実践の中で指導していくことが必要です。
そのために必要なのは、2つです。
1つは教える側が、応用力を身に付けられるように実践の中で指導していくことです。
もう1つは、教わる側にマニュアルの限界を伝えた上で、応用力を身に付ける時に感じるしんどさを乗り越えるように、励ましたり、頑張りを承認するなど、精神的に支えることです。
教わる側に問題があったとしても、目的を果たすためには教える側が工夫し、努力することが必要なのです。
教える側に与えられた使命は、仕事が出来る社員を育てることなのですから。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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