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【飲食店の予約ドタキャン増加から学ぶこと】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
飲食店の予約のドタキャンが問題になっています。
これはモラルが低下していることの現れです。
しかし、嘆いているだけでは何も解決しません。
そこから何を読み取り、何を学べば良いのでしょうか?


先日テレビの街頭インタビューを見ると、ドタキャンに罪悪感を感じている人が少ないように感じました。
ドタキャンしなくてはならない理由があるから仕方がないという人が想像以上に多かったのです。
モラルの低下の根底にあるのは、他人に対する思いやりの欠如だと考えています。
他人に迷惑をかけることに対して無頓着になっているようです。
少なくともモラルの低い人からは、他人に迷惑をかけないように心がけ、努力する姿勢は見られません。
モラルが低い人が増えているとしたら、それは飲食店だけの問題ではありません。
社内の同僚や、仕事関係の人の中にも増えている可能性があるからです。
モラルは、大勢の人が共に暮らしていくための約束事を守る意識です。
罪に問われることはありませんが、守らなければ、それなりの不利益を被ることになります。
その典型的なことが、他人からの信用を失うことです。
飲食店で予約して、ドタキャンしたり、連絡もしないでお店に行かなければ、それ以降、そのお店を予約出来なくなるでしょう。
その情報が流れると、他のお店からも予約を拒否されるかもしれません。
周囲の人からは、信用できない人というレッテルを貼られるかもしれません。
特に仕事の関係者と信頼関係が築けないことは、仕事人として大きなマイナスです。
では、モラルの低い人、信用出来ない人と、どのように接すると良いのでしょうか?
人は信用しても、人がすることは信用するな、という言葉があります。
社内の人ならば、信用されないことの不利益を実感させ、改善のチャンスを与えることが大切です。
これは人材活用や人材育成においては、必要な考え方です。
いずれにしても、迷惑を被らないように注意と工夫をしながらも、その人に信用できないというレッテルは貼らない。
そんな接し方が良いと考えています。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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