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社員への指導に苦労している人が考えている2つの理由

育成指導の図
2021/04/30 情報を更新いたしました。

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。

経営者や管理職は、社員に対して指導しなくてはならない場面が必ずあります。
このような場面で苦労している人が多いようです。
そして、苦労している理由はさまざまです。

目次

社員への指導に苦労している2つの主な理由

主な理由は2つに分けられるように感じています。

一番多く聞く理由は、伝えているのに伝わらない、です。
その原因は一昔前だと、伝え方のスキルに原因があることが多かったようです。
当時、一方的に伝えるだけで詳しい説明はせず、後は自分で考えろ、という方法が中心でした。

説明を加えることも大切ですし、きちんと伝わっているかを確認することも大切です。
このことを意識している人は増えていると思います。

最近多いと感じている原因は、説明が不十分なことです。
相手の知識レベルによっても説明内容は変える必要があります。
また、当然と考えていることに違いがあっても説明が不十分になります。
相手に合わせて説明することが重要なのです。

分からないと言わない傾向を受け入れる

特に最近の若い人たちは、分からないことを分からないと言わない傾向が強いようです。
理解出来ているかどうかを確認する工夫も一層重要になっています。

はっきりと伝えないから伝わらない

主な理由の2つ目は、はっきりと伝えることを躊躇していることです。
その背景にあるのはパワハラへの心配です。

指導内容にも注意が必要ですし、伝え方にも注意を払わなくてはなりません。
相手が要求していることが不当だと感じたり、重圧が強すぎると感じると、パワハラとして問題になるかもしれないことは気になるものです。

厳しく指導すればパワハラが心配、オブラートに包んで伝えても伝わらない、どうしたら良いのでしょうか?

指導内容や、会社の文化、上司と部下との関係によって、適切な伝え方は変わります。
それでも、伝えなくてはならないことは伝えなくてはならないのです。
さまざまなことに注意を払い、工夫を凝らして、毅然と伝えることです。

それでも指導しなくてはならないのが経営者と管理職

理由がどうあれ、伝わらなくて困るのは、経営者や管理職であり、ひいては会社全体なのです。
このブログでも何度も書いてきましたが、伝えるべきことがあれば、伝えたかどうか以上に、伝わったかどうかが重要なのです。

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