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営業とコンサルティングとの違い

協働の図
2021/06/02 情報を更新いたしました。
 
 

コンサルタントは通常、知識、情報、ノウハウなど、いわゆる解決策を提供しています。
特定の解決策を、説得して、オッケーをもらうならば、営業と変わらないかもしれません。

しかし私は、営業とコンサルティングとの間には、大きく違う点があると考えています。
というよりも、違いを意識して仕事をしています。

営業は基本的に、お客様が「欲しいと思うモノ」を提供します。

明らかに欲しいモノをお客様が分かっていれば、欲しいモノを提供します。
欲しいモノがハッキリしていなければ、欲しいモノをハッキリとさせていきます。
 
元々関心がなければ、セールス・トークの中で、欲しいモノであると気付いてもらいます。
(あるいは説得します)
 
一方、コンサルティングでは、欲しいモノではなく、「必要なモノ」を提供します。
場合によっては、欲しくないモノを勧めることがあります。
欲しいモノが悪いとは限りませんが、「身体に悪いモノは美味しい」と言います。
また、「良薬、口に苦し」とも言います。
 

美味しいモノ、好きなモノを、共に探し、見付けだし、手に入れるお手伝いをするのが営業です。
一方、欲しいと思っているモノでも、必要ないモノは勧めない。
欲しいと思わなくても、本当に必要なモノであれば、手に入れることを勧める。
それがコンサルティングだと考えています。

「良薬、口に苦し」
喜んで選ぶモノではなくても、長い目で見ると採用することが、良いことをもたらすモノを勧める。

それが、コンサルタントの仕事だと信じています。

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