神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスに関することでは、必ずと言って良いほど目標が設定されます。
営業や生産などに限らず、業務改善なども例外ではありません。
ところで目標を、どのように決めていますか?
一般的に目標は、経営計画などによって決められます。
そして、経営計画は前年の実績などを基準に考えることが多いと思います。
経営者にとって、目標は極端に言うと「ただの数字」かもしれません。
ところが現場にとっては、業務を通して実現を目指すものです。
ですので、与えられた目標は現場の社員にさまざまな影響を与えます。
例えば、挑戦的な目標と言えば格好良いですが、非常に高い目標が与えられたとします。
チャレンジが好きなタイプの社員は燃えるかもしれません。
しかし、そのような社員はごく少数です。
多くの社員は、諦めモードになります。
逆に低い目標を与えると、雰囲気は明るいですが、気持ちは緩みます。
いずれにしても、目標は社員に影響を与えるのです。
そしてそれは、社員の取り組む意欲に大きく影響します。
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでも、ほとんどテーマで目標が設定されます。
目標がなければ、成果を評価することが出来ないので設定するのは当然です。
しかし、設定する目標のレベルについては慎重に決めるように勧めています。
目標は、今まで通りでは達成出来ないけれど、頑張れば達成出来ると思えるレベルが理想的です。
まず、前年対比何パーセントとか、経営計画上必要だという理由だけで決めることは問題です。
現場の取り組む意欲にどんな影響を与えるかを考えて決めなくてはならないのです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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