神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスでは論理的に考えることが重要です。
論理的に考えて出した結論だからこそ、社内や社外に対して説明することが出来ます。
そして、結果が出た時に検証も出来ますし、次に生かすことも出来ます。
論理的に考えることの重要性は、多くの方が認識していることです。
では論理的に考え抜けば、答えは出るのでしょうか？

ビジネスでの決定事項に、論理的に矛盾があるのは問題です。
しかし、論理的に考えていけば、必ず一つの答えにたどり着くとは限りません。
ビジネスの環境は常に変化していますし、正確に状況を把握出来るとは限りません。
そもそも情報が不確かなのです。
また、最終的に選択肢の中から選ぶ場面では、さまざまな条件を比較します。
それぞれの選択肢が、各条件をどの程度満たしているのかについても評価は分かれるものです。
さらに、最終的に一つを選ぶには、条件に優先順位がついていなくてはなりません。
このように、不確かなものを元に考えるのですから、試験のように唯一の答えが出るはずがないのです。
ところで、ビジネスでは結論を出すことを意思決定と言います。
会社としての意志を決めるのです。
意思決定とは、
どの情報を使い、
採用する情報をどのように解釈、評価し、
条件に優先順位をつける
という判断の積み重ねた上で出すものです。
言い換えると小さな意思決定のを積み重ねた結果なのです。
論理的に考え抜いただけでは答えが出ないのがビジネスの意思決定です。
答えは出るのではなく、出すのです。
この答えを出すことが出来るのが、経営者や管理職の重要な現場力の一つです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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