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管理職になりたくない人が増えている?

部下をすぐそばで見守る上司

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

管理職に魅力を感じない人が増えているようです。どこに問題があるのでしょうか?

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管理職に成りたくない人のアンケートによると、多くの理由があります。

  • 責任が重い
    • プレッシャーがかかる
  • 業務量が多い
    • 残業が多い
    • プライベートの優先順位が下がる
  • 上司という立場の大変さ
    • 部下のフォロー
    • 部下との人間関係

確かに管理職の職務を全うするのは大変です。

では、以前は管理職になりたくない人は多かったのでしょうか?

以前は、多くの人が管理職になることを望んでいたと思います。管理職になることは

  • 仕事人として認められている証
  • 期待されている証
  • 世間体が良い
  • 給料が増える

などと、良い面が多いと感じていたのだと思います。

ところがバブル崩壊後の失われた30年と言われている、厳しい時代に管理職の状況は変わってしまいました。

  • 少人数で業務をこなすために業務量が増大
  • 部下の育成に割く時間がなく、部下が育たない
  • 本来なら部下がする仕事も抱える
  • それほど給料も増えない

その上、若い人の職業観、仕事の位置付け、会社や管理職に求めるものも変化してきました。会社、そして管理職にとって以前よりも難しくなっています。現場で部下と向き合い、与えられた成果を求められる管理職の立場は、本当に厳しくなっています。

では、どうすれば良いのでしょうか?

例えばアメリカでは、管理職は管理職として募集して採用することが多いようです。管理職の場合、ただ実務ができれば良いだけでなく、求められる成果が上げられるかどうかも問われます。成果評価も伴うという面もありますが、ジョブ型雇用の一つの形です。

そのまま日本の会社で行うのは難しいですが、管理職も一つの専門職です。管理職には適性があります。必要な知識やスキルもあります。しかも、管理職という立場と、担当する部門の長として両方の適性と知識とスキルです。現場の仕事の評価が高いだけでは務まらないのが管理職なのです。

そこで必要なのは、まず管理職の適性のある人を登用することです。そして、管理職に登用する人に対して、管理職に必要な知識やスキルを教えることです。

今の時代、以前の上司を見て学ぶだけでは管理職は務まりません。自然と育つことを期待してはいけません。きちんと管理職を育てることが重要です。

本来、管理職は大変な面もありますが、やりがいのあるもののはずです。大きな成長の機会です。管理職になりたくない人が増えているのは残念なことです。

管理職としての適性を見極めなくてはなりません。管理職として必要なことを学ぶ機会を与え、育てる仕組みを作らなくてはなりません。そしてその働きに見合う待遇を準備しなくてはなりません。これができるのは経営者しかいません。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

応援しています!

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