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【管理職に必要な自分の感情との付き合い方(2)】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
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部下や社員に
腹が立つことが
あるという人も
ないという人も
いると思います。
管理職は、
自分の感情と
うまく付き合うことが
大切だと考えています。
前回は、
部下や社員に対して
腹が立つことがある人
について考えました。
今回は、
部下や社員に対して
腹が立つことがない人
について考えていきます。


部下に腹が立つことがない
という人は
いくつかのタイプに分かれます。
本当に人間が出来ていると
全く腹が立つことがないのかも
しれません。
私のような凡人には
到達出来そうにないレベルです。
実際に現場で経営者や管理職の
話を聞いていると、
このレベルに達している人は
ほとんどいません。
しかし、
腹が立つことがないと
言っている人はいます。
そのような人には
2つのタイプがあるようです。
1つ目は、
何かを諦めている人です。
部下の能力や働きぶり、
自分の役割を果たすこと、
目標を達成すること、
自分自身が評価されること、
などを諦めているのです。
諦めていれば、
当然部下に期待しません。
少なくとも、
期待しているレベルは
かなり低く設定してあります。
期待していないので、
期待を裏切られて
失望することもありません。
このような上司の部下は
関心を持ってもらっていない、
あるいは、
期待されていない
と感じるので、
頑張ろうという気持ちにも
なりません。
このような上司の職場には
波風も立ちませんが
生産的な雰囲気もありません。
もう1つのタイプは、
本当は腹が立っているのに
押し殺しているタイプです。
腹を立てることへの
罪悪感であったり、
怒りを表現することでは
人間関係作りや指導面で
うまくいかないという思いから、
身についた習慣です。
我慢することや
感情を押し殺すことは
いくら慣れても
ストレスを溜め込みます。
このようなことを続けていると
上司本人が参ってしまいます。
以上のように、
部下に腹が立つことがないと
言っている人は、
表面化していない問題が
隠されていることが多い
というのが私の実感です。
そして、
部下を引っ張るリーダーとして
役割を果たす上で
問題があるケースが多いのです。
部下に腹が立つこと自体は
悪いことではありません。
人として時には持つことのある
当然の感情です。
実際、怒りは
仕事に対して真剣であり、
部下に期待しているからこそ
起きる感情です。
その感情自体を
押し殺したり
無視する必要はありません。
逆に
腹を立てていないと
思い込もうとしていることが
問題なのです。
前回と今回で、
部下や社員に対して
腹が立つことがある人
腹が立つことがない人
それぞれについて
考えてきました。
自分の感情を知った上で
どのように対応するかが
感情との付き合い方です。
次回のブログでは、
その付き合い方について
考えてみます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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