現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビです。
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ありがとうございます。
社員の意見を聞く。
現場の声を聞く。
大切なことだと
よく言われています。
意識して聞いている
経営者や管理職も
多いと思います。
しかし、
現場の社員に聞いてみると、
意見を言っていない、
という声を聞きます。
なぜなのでしょうか？

一つ目の理由は、
「安心」の問題です。
自分の意見は、
経営者や管理職と
違うかもしれません。
聞かれていることが
経営者や上司の考えへの
賛成かどうかの場合、
自分は反対かもしれません。
そんな意見を言うことは、
下位にいる者としては
大きな冒険です。
「安心」が担保されていると
確信が持てなければ
意見を言わないものです。
「安心」であれば
意見を言う社員も
「安心」を確信すれば
意見を言います。
また、
「安心」は関係なく
意見を言う社員もいます。
そのいずれの社員も、
もう一つの理由で
意見を言わないことが
あります。
それは、
「意味」です。
仕事で意見を言うと
理由を聞かれることもあり、
ある程度事前にきちんと
考える必要があります。
話している時にも
質問をされると
もっと深く考えなくては
ならなくなります。
相手が上位者なので、
言い方にも
注意を払う必要が
あるでしょう。
意見を言うこと自体
楽なことではありません。
そこで、
意見を言うことに伴う
労力や苦労に相応しい
「意味」がなければ、
言わないことを
選択するのも当然です。
言ったそばから
批判されたり、
言った意見への
フィードバックが
なかったり、
結果を
知らされなかったら、
「意味」を感じることは
ありません。
もちろん、
意見が採用されることが
一番「意味」を
実感出来る結果ですが、
常にそうなるわけでは
ありません。
しかし、
意見を言ったという
行動自体が評価され、
ちゃんと聞いてくれ、
フィードバックしてくれ、
結果を知らせてくれて
理由に教えてくれたら
「意味」は感じるものです。
社員の意見を
表に出すかどうかは
経営者と上司に
かかっています。
「安心」と「意味」とを
感じさせなくては
ならないのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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