オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。
新型コロナの感染法上の扱いが変わります。その準備は大丈夫なのでしょうか?
新型コロナの感染法上の扱いが2類相当から5類に変更されることが決まりました。
経済社会活動の制限を緩和、撤廃することは良いことです。これで、本格的にウイズコロナ、ポストコロナに向けて動き出します。今まで我慢する生活を続けてきた私たちの気持ちも明るくなるでしょう。経済活動も活発になり、ビジネス環境も良くなるでしょう。
感染を予防する対策も多くの人が経験から分かっています。かかりたくない人はマスクをするでしょうし、かからない、かかっても大丈夫と思っている人はマスクを外すでしょう。感染が疑われる場合、検査する機器もあります。治療薬も出来、治療法も分かっています。唯一気のなるのは、今でも死亡する人が多いことです。ただし、インフルエンザと比べて特段死亡率が高いわけではないようです。これらの状況から、インフルエンザと同等の扱いをする条件は整っていると思われます。
しかし問題は、医療体制です。近所にある、普段風邪やインフルエンザの時に行っている病院やクリニックで、検査を受け、治療してもらえるのでしょうか?他の病気にかかったり、怪我をしてしまった時、新型コロナが流行る前のように診察を受け、入院や手術なども含めて治療を受けることが出来るのでしょうか?
どうも、そうはならないのではないかと思われます。
新型コロナを5類にするのは大きな変更です。医療体制だけでなく、さまざまなところにその影響は及びます。起こり得ること、その影響は全て把握し、対応を検討しているのでしょうか?その対応策はそして、そのための準備は現場に徹底され、検討されたことは具体的に実行されるのでしょうか?
この準備は、位置づけが見直しされるゴールデンウイーク明けまでに完了していなくてはなりません。想定される起こり得ることも膨大で、影響を及ぼす範囲も広範囲です。そして、対応が必要なものの数も膨大です。それに関わる人も膨大な数になります。
方向性や方針と期限を決めただけで、期限内に準備は間に合うのでしょうか?
対応を検討する人たちは末端の現場のことが分かった上で検討しているのでしょうか?
いずれも答えはノーだと考えています。今まで行ってきたことの結果を見ていると、期待出来ません。
方針を決めることは大切です。しかし、それに必要なことを実行し、実現出来ることはもっと大切です。実行する現場は抵抗するかもしれません。それでもしなくてはならないこと、すると決めたことはしなくてはなりません。ただ、無理は言って良いですが、無茶を言ってはいけません。その見極めをしながら方向性や方針を最終的に決めるのがリーダーです。会社では経営者です。
本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。
応援しています!
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
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長尾洋介プロフィール
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