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ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
「ワーク・ブレイクダウン」では、
何回もミーティングを重ねていきます。
スタート地点から
目的地に向かって進む、
「旅」のようなものです。
各ミーティングの議論に
熱中すると「現在地」が、
分からなくなりがちです。
「現在地」が分からないと、
不安になったり、
焦ったりするものです。
そこで、
適宜「現在地」を確認することが、
大切になります。
論理的に結論を導き出すには、
忠実にプロセスを踏んでいく
必要があります。
さらに、
現場の知恵を引き出しながら
進めて行くのです。
当然時間がかかります。
一般的に頭が良いと
言われている人、
経験豊富で一定のパターンが
染み付いている人、
自分の意見を通したい人、
は、特にプロセスの前半の、
「現状把握」、「現状分析」、
「原因分析」を飛ばしがちです。
どうしても、
「評価」や「意見」や、
自分の「結論」から離れることが
難しいようです。
このような人達には、
「評価」を発表したり、
「意見」を述べたり、
「結論」を議論したりする時間が、
後でしっかり取ってあることを
伝えることで、
そのミーティングでのテーマに
集中してもらう助けになります。
また、一部の参加者にとっては、
今のミーティングのテーマに
「意味」や「意義」が感じられず、
無駄な作業だと思われることも
あります。
もちろん最初の段階で、
ロジカルに考え、
結論を導き出すには、
段階を追って、
考えていく必要があることを
伝えてからスタートします。
それでも人は
せっかちなもので、
すぐに「答え」を知りたがります。
こんなことをしなくても、
「答え」は出るのではないか?
これをすれば、
ちゃんとした「答え」に
たどり着けるのだろうか?
このような考えが生まれ、
今のプロセスに
集中出来なくなるのです。
そこで、
今のプロセスが、
「答え」を出すために
必要な作業であること、
「答え」を導き出すまでの
プロセスの中で、
今、どこにいるのか、
を、定期的に思い出すことが
必要となるのです。
人前ですることは少ないですが、
どんな経験豊かな専門家でも、
何らかの「結論」を出すためには、
必要なプロセスを踏むのです。
守るべき、原則はあります。
原則を守ることで、
精度の高い「答え」に
たどり着けることを知っています。
経験が不十分であれば、
原則を守ることの意味を
実感していないかもしれません。
回りくどい
と感じるかもしれませんが、
経験を積めば積むほど、
基本を守ることの大切さが
分かってきます。
この、基本原則を守るために、
「現在地」を確認することは、
大切なポイントになります。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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