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【ロールモデルのロールは「役」】

現場力強化を支援している
オフィス・ビブラビの長尾です。
ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
このブログでは、
中小企業や個人事業主の
コンサルティングの現場で
気付いたことを元に、
経営者、管理職の方々に
参考になりそうなことを
発信しています。
何かについて書いていると
話が広がっていきます。
ロールモデルについても
同じで、
シリーズのように書いています。
ロールモデルの
ロールという言葉の意味は
「役」です。
「役割」という意味で
模範としたい相手として
ロールモデルを持つことは
役に立ちます。
では、
ロールモデルを活用するには
どんな意識が必要なのでしょうか?


「役」は演じるものです。
役者も役を演じています。
演じている役は
その役者自身ではありません。
他の人を演じるのです。
もちろん、
同じ役を演じても
役者によって個性は出ます。
これをロールモデルに
当てはめて考えてみると
どうでしょうか?
管理職でも
営業マンでも構いません。
模範としたいような人を見つけ
ロールモデルにしたいと
考えます。
当然真似るのですが、
本人ではありませんので、
無理している感じがします。
それでも繰り返していると
なんとなく様になってきます。
馴染んで来て、
その人らしいものに
仕上がっていきます。
与えられた役割にとって
相応しい振る舞いをするのは
役者と同じように
演じていると考えては
どうでしょうか?
演じ続けることで
こなれていき、
自分らしくなっていく。
能の「守破離」と
似ています。
実を言うと、
ロールモデルを選ぶ時に、
自分自身に合っているかどうかを
考える必要はないと思っています。
そもそも同じ人でも、
子供と一緒にいる時、
友達と一緒にいる時、
上司と一緒にいる時、
部下や後輩と一緒にいる時、
ふるまいは違うものです。
自分が果たしたいと思う
役割を果たしている人が
いるならば、
その人になり切るように
演じてみてはどうでしょう?
それが
その役割にとって
相応しいふるまいならば
身に付けることの
意味はあるはずです。
そして演じることは、
それは自分でない人になることでは
ないのです。
もう一つの自分を
身に付けるだけなのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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