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【重大なミスと現場力】

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先日、NHKのトップ・ニュースは、
大手旅行会社の社員が
起こした事件でした。
不祥事が起こるには、
原因があります。
そして、
不祥事が問題なのは、
理由や原因に関係なく、
会社の評判を落とし、
信頼を失ってしまうことです。
不祥事が起こるのも
元々は「現場力」に「問題」が
あるのです。


今回の事件の概要は
以下の通りです。
高校の遠足のバスの
手配を忘れていて、
当日バスが来なかった
だけでなく、
遠足を中止させるため、
前日に、
「遠足が嫌で自殺する」
と読み取れるような
生徒から学校への手紙を
自ら書き、
学校に届けたという事件です。
人はミスをするものです。
そして、
そのミスが重大な場合、
大きな影響を与えないように
何とかしたい
という気持ちになるのは
理解出来ます。
それでも、
この社員がしたことは、
許されません。
しかし、
原因を個人に求めても
根本的な解決にはなりません。
ビジネスを維持、発展させるのが
「現場力」だと考えると、
「現場力」が足りないのです。
では、
「会社」として、
何が「問題」で「課題」
なのでしょうか?
一つ目は、
「業務システム」です。
ミスを起こさない、
ミスがあれば発見出来る
「仕組み」です。
この「仕組み」に
不備があるか
運用が徹底されていないか
に「問題」があります。
二つ目は、
「組織文化」「組織風土」です。
ミスが許される
みんなでカバーし合う
何でも話せる
などと言うと
聞こえは良いですが、
綺麗事です。
仕事に厳しさは必要です。
自分でなんとかしようと
抱え込むのは、
やる気や責任感の
現れでもあります。
逆に言えば、
優秀だからこそ、
人に言わず、抱え込んで
自分で解決しようとします。
それでも、
事が重大な場合、
自分一人では手に負えない場合に、
「安心して」
上司や同僚と「共有」し、
「協力」が得られる、
そんな「環境」を作ることです。
「組織文化」「組織風土」は、
地道な取り組みを
継続することでしか
作り上げることは出来ません。
しかも、
「平常時」には、
何の効果も意味もありません。
しかし、
「有事」には、
その「力」を発揮します。
その「力」が
本物の「現場力」なのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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