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ピンチはチャンス?

デスクで頭を抱える男性

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

ビジネスにとって厳しい環境が続いています。ピンチはチャンスと言いますが、どうでしょう?

新型コロナウイルスの影響が出始めて2年半になります。今は第7波が到来して、陽性者の数は過去最高を更新しています。行動自粛などの規制によって、多くの会社は苦しい状態が続いています。

新型コロナウイルスの影響は、行動自粛によるものだけではありません。原材料の生産現場、そして物流の現場の活動も停滞したり、止まったりしました。そのため、原材料や商品が手に入りにくかったり、納期が遅れる状態が続いています。そのため、商品が入手出来なかったり、生産が出来ないなどの影響も続いています。

そこにウクライナ問題です。経済制裁による取引の制限が行われている上に、物流にも支障が出ています。食物やエネルギーの調達にも影響が出ています。さらに円安で、原材料や資源だけでなく、海外で生産するなどする商品の調達価格も高くなっています。

最近、これらの影響から、国際機関や民間のシンクタンクが、今の経済にとって厳しい状況は長く続く可能性が高く、世界的な景気後退が起こる可能性があると警告を発しています。

元々、新型コロナウイルス感染拡大防止のための行動制限、経済活動制限の影響を受けています。それでも、感染拡大の波は何度も来ると想定されますが、次第にウイズコロナの状態に軟着陸することに希望を持って頑張って来た会社も多いでしょう。しかし、ウクライナ問題が起こる前と比べて、暗雲はより厚くなりました。先に見えていた微かな光も、さらに遠ざかり、弱いものになりました。

今さえ耐えれば元に戻るという期待にすがるのも現実的ではないようです。ウイズコロナやアフターコロナに向けて、業態やビジネスモデルの改革に取り組んで来た会社も多いでしょう。しかし、それでは不十分かもしれません。

ピンチはチャンスと言います。ピンチの後にチャンス有り、またはピンチの中にチャンスの鍵やヒントが有る、という意味です。言葉は聞いたことがあるでしょうし、正しいと信じている経営者も多いです。そう考えなければ、務まらないのが経営者と言えます。それでも、今の状況は、そう思えないほど厳しいと感じている経営者も少なくないようです。

それでも、会社を率いていかなくてはならないのが経営者です。具体的に何を、どうすれば良いかの正解はありません。それでも生き残るために、何かを見つけ、実行しなくてはなりません。

日本は大きな震災を二つも経験し、乗り越えて来ました。世界中に影響があったリーマンショックだけでなく、バブル崩壊も乗り越えて来ました。日本の底力は強いと信じています。そして、その中でビジネスを続けて来た経営者の底力も強いと信じています。

とは言え、簡単ではありませんし、厳しく苦しい時期が続くでしょう。その中で会社を背負うのは経営者しかいません。本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

応援しています!

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