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プレゼンが苦手?

人の前に立って伝えている男性

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

ビジネスをしていると、プレゼンが必要な場面があります。プレゼンの自己評価はさまざまです。

先日、ミーティングの中でプレゼンが苦手という方がいました。本人から苦手だと思っている理由を聞きました。プレゼンをした時の相手の反応が薄いことで苦手と感じているようでした。そこで少し短いプレゼンをしてもらいました。

その方のプレゼンは、気持ちの入ったものでした。プレゼンしていることへの自信、熱意が感じられました。そして、内容も整理されていて、説明も分かりやすいものでした。

プレゼンと一口で言っても、さまざまな場面があります。それは相手によっても違いますが、大切なのは、その目的です。目的は大きく分けて二つあります。一つ目は説明です。もう一つは賛同を得ることです。

良いプレゼンのために大切な要素は、プレゼンの目的によって違います。分かりやすい説明は、共通して重要です。そして、説明していることへの自信も重要です。説明が目的の場合は、この二つが満たされていれば概ね十分です。

しかし賛同を得る場合は、さらに必要なことがあります。ビジネスのプレゼンの多くは賛同を得るためのことが多いです。賛同を得るには、興味を持ってもらい、納得してもらう必要があります。そのためには、自信を持って、分かりやすく説明するだけでは不十分です。興味を持ってもらいたい、賛同を得たいという熱意も必要です。

ところが、この熱意が問題のことが多いです。熱意を込めて説明するだけでは、相手の気持ちを動かすことが難しいです。逆に熱意が空回りすることも少なくありません。

ここで重要なのは、プレゼンしている相手の関心に焦点を当てることです。相手の立場、相手の興味、そして相手の利害に関連付けてプレゼンを行うのです。

今回のプレゼンが苦手と言っている方も、このタイプでした。熱意はあるのですが、分かってもらおうという気持ちが強く、相手の反応が薄いとさらに思いを込めることで、かえって空回りしていました。

相手の関心事に合わせてプレゼンをする、というのは言葉で言うのは簡単ですが、難しいことです。しかし、相手に興味を持ってもらい、賛同してもらうには必要なことです。

経営者が社員に対して方針などを伝えるのもプレゼンの一つです。賛同してもらい、協力してもらわなくてはなりません。そのためには、ただ分かりやすく、自信を持って、本気で伝えるだけでは不十分です。面倒であっても、社員の関心事と関連付けて伝える必要があります。

本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。応援しています!

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