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【謝った者勝ちは「現場」では通用しない】

ブログを訪問いただき、
ありがとうございます。
謙虚なのか、
正直なのか、
分かりませんが、
最初から
「出来ない」ことや
「苦手」なことを
告白されることがあります。
人には、
得手不得手があります。
事前に、
出来ること、出来ないことを
正直に伝えてくれることは、
こちらとしても助かりますし、
一種の信頼にもつながります。
それでも、
「出来ない」と言われて
困惑する内容もあります。
例えば「敬語」です。


最近知り合った
若いビジネスマン
Aさんがいます。
とても元気で明るい
好青年です。
Aさんと知り合って間もない頃、
「僕って、敬語苦手なんですよね」
と言われました。
実はこの手のセリフ、
他の人からも何度か
聞く機会がありました。
最近は、
親族、学校の先生、
上級生などの「目上」との
関係が緩くなっているようで、
「敬語」を身につける機会が
少ないようです。
ですので、
苦手な人が増えているのでしょう。
そして、
苦手なことを自覚しているのは、
悪いことではありません。
ところで、
先に苦手なことを「宣言」するとは、
どんな意味があるのでしょうか?
言われた方は、
敬語は苦手なので、
ちゃんと使えなくても
怒らず、許してください。
先に謝っておきます。
という印象を持ちます。
もちろん、
間違っていたら直してください
と言われれば別です。
そこで、
Aさんに突っ込んで聞いていくと、
言葉遣いは
仕事の出来る出来ないに関係ないし、
堅苦しいばかりで意味がないから
敬語を使わなくても良いと
思っているようでした。
もっと突っ込むと、
敬語が使えないくらい
許してくれたら良いのに、
と思っていて、
そんなことも許さないのは
器が小さい、
くらいに思っているようでした。
敬語を身につける機会も少なく、
そう考える背景も分かります。
つまり「共感」は出来ます。
それでも、
「敬語」が出来ない状態を
「許容」しません。
少なくとも、
遊びはともかく
ビジネスなどの真面目なことで、
他の人と一緒に何かする時に
Aさんを加えません。
仕事ベースで、
Aさんを誰かに紹介することも
ありません。
もしも部下ならば、
姿勢や考え方を変えようとします。
そして、姿勢が変わらなければ
大切な取引先の担当にはしませんし、
重要な仕事も任せません。
身内や社内は許しても、
お客様や取引先は、
許してくれません。
外部の人は、
咎めることもしませんが、
そのまま去っていきます。
先に謝っても、
最低限のことが出来ないことは、
「現場」では許されないのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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