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【「回想録」先生になるな!】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
前回のブログに続いて、
祖父とのエピソードです。
私が二十歳になった時、
祖父から言われた言葉が
あります。
大学二年の終わり頃、
卒業後の就職のことも
考え始める時期でした。
それは、
「先生と呼ばれる
仕事には就くな」
です。


世の中には、
「先生」と呼ばれる仕事が
たくさんあります。
学校の教師、
医師、
弁護士などの士業、
そして政治家
などです。
祖父は若くして、
市会議員もしていました。
そんな経験もあっての
アドバイスかもしれません。
私も、今の仕事以前でも、
ファイナンシャルプランナーや
その他の講師を
務めることがありました。
その時、
「先生」と呼ばれます。
「先生」と呼ばれると、
気恥ずかしい気持ちもありますが、
やはり嬉しいものです。
少し、
「偉くなった気」がします。
これは、
自然な感情です。
しかし、
「先生」と呼ばれて、
持ち上げられると、
「本当に偉くなった」
ように勘違いするものです。
いわゆる、
「慢心・過信」が生まれます。
「慢心・過信」は、
成長を止めてしまいます。
そして「尊大」になり、
人に対する思いやりや
感謝の気持ちも
薄くなっていきます。
特に年齢の若い頃は、
なおさらだと思います。
若い頃から
「先生」と呼ばれるな、
というアドバイスには、
人に持ち上げられても、
「慢心・過信」するな、
「尊大」になるな、
謙虚であれ、
という意味が込められていました。
今、「先生」と呼ばれる機会が
多い仕事をしています。
それでも、
可能な時は、
「先生」と呼ばないように
お願いしています。
そして「先生」と呼ばれても、
ただの「呼称」だと
受け止めるように心掛けています。
「慢心・過信」せず、
「尊大」にならず、
謙虚に努力せよ。
今でも、
胸に刻んでいる言葉です。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!

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