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【社員の問題行動の原因】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
社員の行動に不満を持っている経営者は少なくありません。
その原因は、どこにあるのでしょうか?


経営者であれば、社員に取って欲しい行動があると思います。
育った環境も違い、価値観も多様化している時代です。
経営者の好みに合った行動をしてくれる社員は、ほとんどいないかもしれません。
しかし、業務を遂行する観点で、行動に問題がある社員もいると思います。
個性を発揮することが必要な時代と言われています。
社員にも、個性を発揮して良いという意識があります。
経営者の好みに合わなくても、仕事上問題がなければ、許容する必要があります。
一方、業務を遂行する上で問題のある社員もいるでしょう。
このような行動は、改めてもらわなくてはなりません。
ところで、問題のある行動の原因は、どこにあるのでしょうか?
行動パターンは環境が決めます。
育った環境や、経験が原因であることがほとんどです。
ですので、本人には行動に問題があるという認識はありません。
当然、自然と改められることはありません。
社会人であれば社会人としてふさわしい行動があります。
会社によって求められる行動も違います。
役職や立場によってふさわしい行動もあります。
これらが出来ていないのであれば、誰かが指摘し、教えなくてはなりません。
知らないことは、出来ません。
まず、教えることが必要です。
そして、教えた後は、出来ていなければ、指導しなくてはなりません。
問題のある行動をした時、すべきことをしなかった時には放置せず、本人に伝えなくてはなりません。
教えたとしても、改めなくても注意されなければ、許されるのだと思うでしょう。
つまり、問題行動を許しているのは、管理職であり、経営者なのです。
厳しい言い方をすると、問題行動の原因の1つは経営者にあるのです。
教えずに、ふさわしい行動をすることは期待出来ません。
教えても、出来るようになるまで指導し続けなくてはなりません。
この必要性を理解し、実行出来ているのも、現場力の強い経営者の特長の1つです。
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執筆者、長尾洋介のプロフィール

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