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【要望自体に多い課題】

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
自社の現状に満足している経営者は多くありません。
しかし、要望自体に課題があるケースも少なくありません。


多くの経営者が、自社の現状に満足していません。
改善したいこと、取り組みたいことの1つや2つは持っています。
それは会社の将来に関して責任ある立場である経営者として当然なことです。
私の仕事はコンサルタントです。
まず最初に、経営者の要望を聞きます。
経営者は主要な要望があるから相談して来られるのですが、その他の要望や課題についてもお聞きします。
そして、お聞きした要望や課題、希望などをリストにします。
リストにして並べて見ると、多くの経営者が自ら気付くことがあります。
それは、全てを実現することが困難であることです。
これは経営者に限らず、誰にでもあることです。
こうしたい、こうなりたい、これはしたくない、などをリストにすると、矛盾しているものや、両立しないものが見つかります。
リストにある1つひとつは本心で、嘘はありません。
しかし、リストの全て実現するのは不可能とまでは言いませんが、困難であることは、頻繁に見受けられます。
ここで、しなくてはならないことは、実現可能なリストにすることです。
そのためには、まず希望に優先順位を付けることです。
そして、優先順位の低いものをリストから外すか、条件を緩めます。
これらを、矛盾がなく、両立可能な希望だけのリストになるまで行うのです。
会社が何を目指し、そのために何をするかを決めることが出来るのは経営者だけです。
優先順位を決め、実現可能で、実行可能なリストを作ることが出来るのも経営者だけです。
この決断が出来ているのも、現場力の強い経営者の特長の1つです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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