神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ほとんどの会社が事業計画を作っています。
せっかく作った事業計画は活用されていますか？

事業計画を作っていない会社は、ほとんどありません。
会社は金融機関に借り入れがあります。
そして、決算書とともに事業計画書の提出を求められるからです。
ところが、多くの会社では金融機関に提出するだけで事業計画書を活用していない会社が多いようです。
事業計画書を作るのには相当な時間と労力がかかります。
せっかく作ったのに、自社の運営に活用しないのは、もったいないです。
では、なぜ活用されないのでしょうか？
主な理由は、事業計画書を作る目的にあることが多いようです。
金融機関は、貸し出している会社が、このまま貸し続けて良いのかを確認し、今後追加で融資しても大丈夫かを知るために事業計画書の提出を求めます。
金融機関に信用してもらえることが目的ですので、その視点で事業計画書を作ります。
事業計画書に書いてある内容は嘘ではないと思います。
しかし、事業計画書に書かれている内容だけでは、実行するには不十分です。
実行するには、実行計画と言えるものが必要なのです。
実行計画には、事業計画書に書いてある、概要や目的、目指す結果や成果に加え、全体スケジュール、プロセス、どの部署が何をするかなどが、具体的に示されていなくてはなりません。
誰が、何を、いつまでにしなくてはならないかが明確だから、現場は実行出来ます。
そして、具体的に決めているから、進捗を確認し、推進することが出来ます。
事業計画書を絵に描いた餅にしては、もったいないです。
事業計画書を作る際、会社の将来のために必要だと考えたことを実行することが重要です。
そのために、現場に下ろせるように実行計画を立てなくてはなりません。
これを理解し、実行しているのも、現場力の強い経営者の特長の１つです。
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オフィス・ビブラビのサービス
執筆者、長尾洋介のプロフィール

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長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
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