2021/04/30 情報を更新いたしました。
神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
仕事に対して消極的な姿勢の部下もいると思います。
そのような部下には、どのように対応すると良いのでしょうか?
目次
新しいことに取り組むのが簡単な人は少ない
多くの人にとって、新しいことに取り組むのは簡単ではありません。
面倒で大変なのに加え、仕事ならばミスをしてはいけないという意識もあります。
ですので、前回のブログに書きました、何事にも積極的な部下はありがたい存在です。
ところが現実には、積極的な部下の割合は多くありません。
実際には、ほとんどの部下が消極的かもしれません。
現在は、働き方改革への取り組みのために、仕事のやり方を変えることが求められています。
もちろん、社会的、技術的変化によって、今までと違ったことをしなくてはならないことは多くあります。
新しいことに対して消極的では変化に対応することが出来ません。
消極的な人に対して出来ること
では、消極的な部下に対して、どうすれば良いのでしょうか?
ポイントは3つです。
1.背中を押す
2.チャレンジを楽しんでもらう
3.安心感を与える
消極的な姿勢の理由のほとんどは、新しいことに取り組むのは安心ではないからです。
うまくいかないこともあるでしょうし、時間がかかるかもしれません。
当然、ミスもするでしょう。
これらは、部下の立場から考えると、会社や上司からの評価を下げる可能性のあることばかりです。
そこでお勧めするのは、管理職がチャレンジを楽しむ環境や雰囲気を作ることです。
うまくいかないことも、想定よりも時間がかかることも、そしてミスさえも笑いにしてしまうくらいでちょうど良いです。
うまくいかなくても、ミスをしても明るく笑い飛ばすような雰囲気が作れれば、プレッシャーは軽減します。
上司も含めて同僚が笑い飛ばしてくれることで、安心感も与えられます。
そのような雰囲気を作りながら、一緒に取り組むように誘い、励ますのです。
手を引っ張り、背中を押すことが必要なのです。
部下にチャレンジさせるのも管理職に必要な現場力
今まで慣れ親しみ、特に問題のない仕事のやり方であっても、変えないでいることが難しい時代です。
新しいことに取り組むことに消極的な部下にも、チャレンジさせることが出来るのも、管理職に必要な現場力の1つなのです。
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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