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議論にプロセスは必要?

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2021/04/30 情報を更新いたしました。

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。

議論は最終的に結論を得るために行うものです。
ところで、議論にプロセスは必要なのでしょうか?

議論にはプロセスが必要

一人で結論を出すのならば、特にプロセスが重要なわけではありません。
しかし、複数の人の知恵を活用し、合意を形成するには、プロセスに従うことは重要です。

プロセスは、最終的に出さなくてはならない結論から逆算して考えます。
もちろん実際には、プロセスに従って議論を進めていきます。
言い換えると、1つのプロセスを経て、次のプロセスに進むのです。
つまり、あるプロセスは次のプロセスに必要なものを準備するために行います。

では、次のプロセスに必要なことは何でしょうか?

次のプロセスのために必要なことが今のプロセス

それは、次のプロセスで使う材料です。
しかも、ただの材料ではなく、参加者が合意している材料です。

例えば、何か問題が起きていて、その解決策を決めるのが議論の目的だとします。
議論の始めの方で、原因を特定するプロセスがあるとします。
いきなり原因を特定するのは難しいので、さらに小さなプロセスに分けなくてはなりません。
例えば、現状の把握から始めるかもしれません。

現状と言っても、中身は複数の視点に分かれるかもしれません。
実際に何が行われているのかという、行動に関する事実も集める必要があるかもしれません。
問題となるような事態が起こるまでの経緯や因果関係を整理する必要があるかもしれません。
こうして整理された事実や経緯や因果関係は次のプロセスで前提として使われます。

議論の前提事項は参加者の合意が重要

当然その内容について、参加者が合意していることが重要となります。
もちろんこれらは、その時に扱うテーマや、議論する目的によって変わります。
そして上の例のように、次のプロセスのために必要なことは1つであるとは限りません。

議論のプロセスは、議論を始める前に準備しておくことが必要です。
そして参加者の合意を得て、議論をスタートします。

もちろん、議論している中で、更に必要なプロセスに気付くこともあります。
その場合は、付け加えたり、順序を入れ替えたりするなど、柔軟に対応することが必要です。
いずれにしても、質の高い議論を行うには、プロセスはの設計は非常に重要です。

このプロセスを扱うのに一番重要な役割を果たすのはファシリテーターです。
しかし、参加者全員が、プロセスの大切さを理解し、生かすことが出来るのも、現場力の強い現場の特長の1つです。

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