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ブレインストーミングを効果的に行う

同僚のアイデアを褒める仲間たち

アイデア出しのために使われることが多いのが、ブレインストーミングです。しかし、効果的に行われていないことが多いようです。

アイデア出しの手法として最も一般的なのがブレインストーミングです。ブレインストーミングは有名なだけでなく、よく使われているだけあって、うまく使えば効果的です。しかし、思ったほどの効果が出ていない現場も多いようです。現場で見ている中で、効果が出ない原因は主に三つあります。

一つ目は、アイデアを出している途中で、出て来たアイデアについて意見が出たり、評価や判断が行われることです。出て来たアイデアについて考えるのは、アイデアを出した後のプロセスで行うものです。アイデアを出している時に、アイデアの良否について考えると、アイデアを増やすことから思考が離れてしまいます。ブレインストーミングでは、アイデアの評価はしないことが大切です。

二つ目は、アイデアを出しているテーマから脱線することです。ブレインストーミングをしている時、アイデア出しをしているテーマそのものではいけれど、関連することが頭に浮かぶことがあります。それを放置していると、どんどん脱線していきます。そして、本来のテーマについてのアイデア出しが十分に行われないことになります。まず大切なのは、アイデア出しする範囲を絞り、参加者が共有することです。そして、本来のテーマではないアイデアが出た場合、それをホワイトボードの隅に囲って書き出した上で、本来のテーマのアイデア出しに戻ることが必要です。このように、本来のテーマではないアイデアを一旦置いておくスペース(「パーキンエリア」などと呼ぶことが多い)をあらかじめ作っておくことも有効です。

三つ目は、特定の誰かが出したアイデアに引きずられることです。アイデアを広げるために、他の人のアイデアからインスピレーションを受けるのは良いことです。しかし、どのようなグループでも権限や影響力の強い人がいます。そこで、権限や影響力が強い人のアイデアに引きずられて、意見の方向性まで決まってしまうことも少なくありません。そうなってしまうと、アイデアはそれ以上広がらないことになります。特に権限や影響力が強い人がいる場合、最初からブレインストーミングには参加させないか、誰のアイデアかが分からないようにアイデアが発表されるように工夫することをお勧めします。

ブレインストーミングは、アイデア出しには有効です。しかし、ただマニュアル通りに行えば、機能するわけではありません。もし、ブレインストーミングで十分にアイデアが出ない、あるいは広がらないならば、何か原因があります。原因を特定し、その影響を最小限に抑える工夫をすることが必要なのです。

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