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ビジネスも人生も椅子取りゲーム

ボールを奪い合うサッカー選手たち

誰でも望めば何にでもなれると言う人がいます。厳しいことを言いますが、それは現実的ではありません。

多くの人が進学のために受験をした経験があると思います。学校には定員があります。入試で定員以内の上位に入れれば入学出来ますが、それ以下ならば入学出来ません。

受験に限らず、希望する人が限られた枠を奪い合うのが現実です。それはビジネスでも同じです。

ある企業の採用にも定員があります。特定の業務を行う担当者は必要な要員数だけです。社内で昇進するのも、上に上がれば上がる程枠は減り、同期など同列にいる人の中で一部です。ある物を買いたいと思っている人が実際に買うのは、多くの会社が出している多くの商品の中の一つです。

ビジネスの世界は椅子取りゲームに似ています。誰にでもチャンスはあります。しかし実際に望むものを得るのは一部の人であって、それ以外の人は得られないのです。

認められたいことで認められないことは誰にでもあります。成りたいものに誰もが成れるわけではありません。成りたい人の中で、成れるのは椅子の数だけです。少ない椅子を得るために競っているのです。

現実には、椅子を得られない人の方が多いです。にもかかわらず、なぜ自分だけは望めば手に入ると思うのでしょうか?手に入らなかった時、自分を選ばなかった人など、誰かが悪いと不平を言うのでしょうか?手に入らなかったならば、自分より相応しい人がいたのです。

しかし、それは選んだ人が悪いわけではありません。もちろん、自分自身に問題があったわけではありません。その椅子に相応しい人を選ぶ基準となっている項目で、選ばれた人よりも劣っている部分があっただけです。全てが劣っているわけではありません。選ばれた人よりも優れている部分もあったはずです。ですので、手に入らなかったことで自信喪失する必要もありません。

ビジネスでは常に椅子取りゲームが行われています。そして、望む望まないに関係なく、強制的に椅子取りゲームに参加させられます。

椅子を得たいならば、そのための努力をしなくてはなりません。しかし、椅子の数が決まっているので、努力したからと言って必ずしも得られないこともあります。残念に思うかもしれませんが、それで自信を失うことはありません。椅子取りゲームは続くからです。そして、自分にはもっと簡単に得られる椅子もあるからです。

ビジネスは椅子取りゲームです。限られた椅子を求めて競い合う世界です。厳しいですが、現実です。望めば必ず叶うというような非現実的な幻想を抱くことはお勧めしません。現実と向き合わなくてはなりません。

私も得たかった椅子が手に入らなかった経験を何度もしてきました。希望通り手に入れた椅子もありますが、希望していなかった椅子が与えられたこともありました。そのような元々希望していなかった椅子も、手に入れてみると自分に合っていることに気付くこともありました。

多くのことを知り、さまざまなことを経験すると欲しい椅子も変わってきます。椅子が自分に合っているかどうかは、座ってみなければ分からないこともあります。いつかは、自分に合った椅子を見つけることが出来るでしょう。努力は必要ですが、いつかは自分に合った椅子が手に入るものです。

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