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影の濃さを考慮に入れる

日向に置かれた自転車とその影

光が強ければ強いだけ影は濃くなります。これは、ビジネスにも言えることです。

ビジネスでマーケットに印象付けることは効果的です。多くの会社があり、同業者も多くいます。印象が弱ければ埋もれてしまいます。認知さえしてもらえなければ選んでもらえることもありません。そこで強い印象を与えるために努力している会社は多いです。

具体的には強烈な個性を前面に出してアピールすることもあります。これは目立つためには効果があります。しかし、その効果が高い分だけ、逆の影響も強くなります。打ち出した強烈な個性を評価しないどころか嫌悪感を持つ人もいます。この嫌悪感は個性が強ければ強いほど、強くなります。

個性は強ければ強いほど、熱狂的に支持してくれる人が出てきます。しかし、支持してくれる人の割合は、個性の弱いものよりも少なくなります。と同時に完全に拒絶する人もいます。

個性を強く打ち出せば、目立ちます。そして比較的少数の熱狂的な支持者と、完全に否定する人が出てきます。

個性を弱く打ち出せば目立ちません。概ね好意的に受け止めてくれる人が多くいて、強く反発する人はほとんどいません。

これは会社だけでなく個人にも当てはまります。

個性は光です。共感や反発などの反応は影です。光が強ければ強いほど影も濃くなります。

個性の打ち出しの強さに良し悪しがあるわけではありません。強さの度合いによって、良いも悪いも反応の強さが変わり、その割り合いが変わることを理解した上で選ぶ必要があるだけです。特に強く打ち出す時には、少数からかもしれませんが、強い反発を受ける覚悟が必要なことを忘れてはいけません。

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