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ビジネス環境の波と潮

無数の鉢植え

ビジネスの環境は常に変化しています。そのスピードは時代と共に速くなっています。そこで注意しなくてはならないのは、変化には波と潮との二種類があることです。

変化に対応しなければ生き残れない

ビジネス環境の変化は激しく、スピードは速いです。当然、会社も変化に対応しなければなりません。変化に対して適切に対応しなければ生き残ることが出来ないからです。

ビジネス上影響の大きい変化には大きく分けて三つあります。

一番に浮かぶのはマーケットのニーズの変化でしょう。市場、お客様が望むものを提供しなくてはならないので当然です。

二つ目は技術などの変化です。例えばデジタルの活用などです。

三つ目は社会のニーズです。地球環境への配慮などが含まれます。雇用に影響の大きい、多様な働き方への対応も、この社会のニーズの一部です。

これら三つの領域の変化に対応しなければ、時代に合わなくなります。そして市場からも社会からも必要とされなくなります。

二種類ある変化

ビジネスにとって三つの領域の変化に対応しなくてはなりませんが、変化には二種類あります。

一つ目は、短期的な変化、例えるならばです。流行やブームのように、比較的短期間、あるいは一時的なものです。特にマーケット、お客様のニーズに多く見られる変化です。変化に対応するには簡単ではありません。そのため、波は一過性のものなので、全てに対応するのは現実的ではありません。

二つ目は、長期的な変化、例えるならばです。技術的な変化や社会のニーズの変化の中には一過性のものもありますが、長期的に変化し、定着するものもあります。潮は比較的ゆっくりと流れるので、気が付きにくいものです。しかし、確実に環境は変わり、置かれている状況が変わってしまいます。潮に抵抗するのは難しいです。何らかの形で対応しなければ、市場からも社会からも必要とされない会社になってしまいます。

波と潮とを見分けるのは難しい

環境に対応しなくてならいのは、ビジネスでは当然のことです。そこで、多くの会社も個人もアンテナを張り、環境の変化、時代の変化に注目しています。注意深く見ていると、多くの変化に気付くはずです。しかし、変化には波も潮もあります。

市場のニーズには波が多いですが、潮も含まれています。技術や社会のニーズの変化は潮が多いですが、波も含まれています。ここで難しいことがあります。変化の真っただ中にいる時、波も潮も同じ変化です。その変化が波で終わるのか、潮になるのかを見極めるのが難しいです。

しかし波か潮かの見極めは、その分野の専門家でも難しいようです。専門家の間でも意見が分かれるのが常です。

常に注意を払いながら現実的に対応する

ビジネス環境は常に変化しています。会社は生き残るために、変化があれば対応するかどうか、どう対応するのかを考え、決めなくてはならないのです。

ところが変化に対応するのは簡単ではありません。時間とコストがかかります。多くのリソースを割かなくてはなりません。変化への対応は会社の体力を奪います。全ての変化に対応出来れば良いですが、それは不可能なのです。

まず必要なのは、どの変化に、どのように対応するかを決めることです。そのためには変化が短期的なものか長期的なものかを見分けることが必要です。その上で、短期的な波については対応するものと、やり過ごすものとに分け、対応を考えなくてはなりません。長期的な潮には合わせなくてはなりませんので、すぐに対処するか、対処に向けて準備を進めなくてはなりません。

これは理想です。

そもそも、波と潮とを見分けるのは難しいのです。しかし変化によっては、波と潮との判断を間違えたり対応を間違えると、大きな危機に直面することもあります。現実的に出来ることは

  • 常に変化の情報を収集する
  • 全ての変化に対応せず、対応する変化を選ぶ
  • 波か潮かを早々に判断しない
  • 波か潮かを判断するために起きている変化の状況をモニターし続ける

です。

変化に対応することは重要です。しかし、全ての変化に同じように対応してはいけません。変化には波と潮があります。このことを忘れてはいけないのです。

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