ビジネスでは効率的であることは大切です。しかし、効率的であることを重視し過ぎてはいけません。
日本人は基本的に真面目です。言われたことを、何とかこなそうとかします。 早く、ミスなく仕事をこなすことは、 一般的に、日本人は得意です。つまり、 効率的にこなす能力は、基本的に高いのです。
すべきことを効率的に行うために試行錯誤するのを楽しいと感じる人は多いです。いかに効率的に行うかには没頭しやすいものです。そして効率的に行うのは快適なものです。
しかし、 効率的に行うことを優先すると問題が起こります。そもそも効果的でないことを、いくら効率的に行っても、成果には結び付きにくいからです。大切なのは次の順番に行うことです。
- 効果的なことを見つける
- 効率的に行う方法を見つける
- 定期的に行っていることが効果的かどうか検証する
効果的な事を、効率的に行う。これがポイントなのです。
効果的であることも効率的であることも仕事をする上で、常に意識されることです。 どちらも大切なことです。 何を、どのタイミングで、は効果を決めます。 どのように、は効率を決めます。
しかし仕事は、成果を求めて行うものです。効果的でないことを効率的に行っても成果は乏しいです。高い成果を出すために重要なのは効果的なことをしているかどうかです。
まず何をするかを決め、効率的に実行しなくてはなりません。 効率的に行うことよりも、行うと決めたものが効果的かどうかの方が重要なのです。そして常に、今していることは効果的なのかどうか問う姿勢が必要なのです。
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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