神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
職場はチームであることが望ましいと言われています。
お互いに助け合いながら、その部署の業務をこなしていかなくてはなりません。
しかし、本当に助け合っている職場は少ないようです。
何が問題なのでしょうか?
同じ職場にいても分業化されていて、人それぞれ違った業務を担当しているものです。
そして、一人ひとりが自分の業務で忙しいのが普通です。
ところで、同じ部署にいるチームメイトの仕事をことを、どれだけ知っていますか?
何を担当しているかは知っているかもしれません。
打ち合わせなどの予定は分かるかもしれません。
しかし、担当している業務は分かっても、具体的に何をしているか分かっていない職場が多く見られます。
さらに、今抱えている業務量が多いのか少ないのか、忙しいのか余裕があるのかは分からない職場が多いようです。この状況で、どのようにして助け合うのでしょうか?
助け合うには3つの条件がそろっている必要があります。
1つ目は、どの程度忙しいのかをお互いに分かっていることです。
2つ目は、チームメイトの業務を手伝える能力があることです。
これら2つは、管理職が率先して取り組めば、条件を整えることが可能です。
しかしこれら2つだけでは、助け合いは起こりません。
そこで必要なのは、職場の人間関係です。
忙しくて仕事が回らない時に、比較的余裕のある同僚に助けを求められるか?
多少でも余裕があれば、忙しそうな同僚に手助けを申し出られるか?
自発的に申し出ようという気持ちになるのか?
ワーク・ブレイクダウン・プログラムでも、参加者同士協力することを求めます。
上の2つは仕組みとして条件を整えることは出来ますが、3つ目は状況を見ながら、適切に介入しなくてはならないことが多いです。
仕事は人がするもので、人には感情があります。
助け合う職場にするには、感情への配慮がかかせないのです。
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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