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ありがとうございます。
先日、
ある会社の若手社員と
話す機会がありました。
その会社も例にもれず、
辞めていく若手が多く、
その社員の同期も
三分の一は辞めたそうです。
最近の若者は我慢がない
と言われますが、
残る社員もいるのです。
残っている彼に
辞めていった同期たちの
辞めた理由を聞いてみました。

仕事は実際にやってみないと
分からないことが
たくさんあります。
会社に限らず、
どんな組織や団体も、
中に入ってみないと
分からないことが
多いものです。
出来る！
したい！
と思っていても、
いざ実際にしてみると、
厳しいことがあるものです。
その中に、
頑張れないことや
耐えられないことがあると
続けられないのです。
その社員の話を
聞いていて、
辞めていく人と
辞めない人との違いは、
得手不得手の違いような
印象を持ちました。
能力的なことではなく、
我慢出来ることと
我慢出来ないことの
違いです。
その違いの元は、
その人の性格もあります。
そして、
今までの経験があります。
同じことでも
人によって、
平気なこと、
我慢出来ること、
我慢出来ないことが
あります。
良いとか悪いとかの
問題ではありません。
当たり前とか特殊という
問題でもありません。
その人にとって、
どんなものか？
が問題なのです。
新入社員は全員が、
耐えられる、
頑張れると思って、
その仕事や会社に
入って来るのです。
その中で、
どうしたら
続けられる人を
選ぶことが
出来るのでしょうか？
実際には難しいですが、
その若手社員の話では、
入社するまでの
経験談を聞くと
高い確率で分かるそうです。
その仕事や会社で、
辛いと思われること
似ている状況の経験があり、
耐えて続けた経験が
あるかどうかを聞くのです。
面接などでは、
入社したいと思って
話をしてくるので、
本当に見分けるのは
難しいです。
しかし、
試してみる価値は
あります。
最近の若者は我慢がない、
とか、
仕事なんだから、
と言っても始まりません。
少しでも
辞めない社員を
見極める可能性が
高いのならば、
価値のある取り組みです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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長尾洋介

経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
２０１１年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE（ビブラビ）はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
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