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「ワーク・ブレイクダウン」実践家、「こんな会社にしたい」を応援するオフィス・ビブラビの長尾です。
先日、新規マーケット開発を支援するビジネスをされている方と情報交換させていただきました。
その中で、私も同じように感じていたことがいくつもありました。
特に印象に残ったことが、二つあります。
一つ目は、新しいことを始める時は、リスクを抑えて、小さく始めることの大切さ。
二つ目は、何でも社内ですることのコストを過小評価する会社が多いことです。
今日は一つ目の「小さく始める」です。
「小さく始める」のは、マーケット開拓のケースで言えば、テスト・マーケティングです。
一気に広範囲に、本格的に販売するには、多くの投資が必要です。
まずは、小さな範囲で、コストをかけずに販売を始め、マーケットの反応=売れ具合を見ることから始めます。
反応が良ければ拡大します。
反応が悪ければ、やり方を変えてみたり、撤収することを検討します。
この小さく始める時に、外部のパートナーを活用するのは、一つの方法です。
特に、今まで販売していない地域への販売を検討している場合は、コストをかけずに、つまり、リスクを低く抑えて、開拓の可能性を探ることが出来ます。
何か新しいことを始める時、社内のことであれば、どこか一つの部署で始め、ノウハウを蓄積してから、全社に広げる方法があります。
この一部の部署で始める取り組みを「パイロット・プログラム」と言います。
また、新規事業などに取り組む場合、検討から全面実施まで、いくつかの工程に分け、それぞれの工程の終わりに、「次に進むかどうか?」を判断する手法があります。
この手法を、「リアル・オプション」と言います。
大きく始めるには、コストも大きいし、リスクも高いものです。
だからと言って、新しいことに取り組めないと、何も変わりません。
「小さく始める」を身につけることは、きっと役に立ちます。
経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
そんな思いでサービスを提供しています。
長尾洋介プロフィール
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