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ありがとうございます。
新入社員に
何かを頼むと、
こんなことも出来ないのか!?
と思うことがありませんか?
先日、
新入社員に不満を
持っている管理職の方と
話していると、
「コピー一つ頼めない」
とこぼしていました。
この「たかがコピー」に
多くの会社での
生産性の低さ、
成果が上がらない
などの課題と共通した
「育成の課題」があります。
最近の若い人は
コピーを知っています。
コピー機の場所を教えれば
頼んだコピーは出来るはず。
本当でしょうか?
まず、
コピー機の使い方は
分かるのでしょうか?
最近の会社にあるコピー機は
ファックス機能付きで
カラー印刷も出来、
スキャンもの出来、
プリンターとしても使う
複合機が多いです。
操作方法も複雑で
複合機を使ったことがなければ、
簡単ではありません。
つまり、
「操作方法を知らない」から
出来ないかもしれません。
もし何部もコピーする場合、
便利な機能が付いていますが
用語も使い方も知らなければ
1ペースずつコピーして、
机の上で並べるしか
方法がないと
思うかもしれません。
頼ん側は、
必要以上に
時間がかかることが、
仕事が遅いと
不満に感じるかもしれません。
また、
会社ごとに決まりごとが
あります。
渡されたオリジナルは
コンピューターで
作成され、
プリントアウトされたものです。
両面印刷するのか
片面印刷するのか?
ホッチキスで留めるのか?
留めるとしたら、
何カ所留めるのか?
どこを留めるのか?
留める向きは
斜めか?
水平か?
垂直か?
頭の回る人なら、
聞かないと分からないと
作業をしないで、
聞けるタイミングを
待っているかもしれません。
人によっては、
とりあえず仕上げることを
優先させて、
頼んだ人が思っていたのと
違う形で仕上げるかも
しれません。
頼んだことを
すぐにしない、
頼んだことを
ちゃんと出来ない、
と不満に思うかもしれません。
どんな作業も
いくつもの作業の塊です。
そして、
頼んだ人の要望に
応えるには、
多くの情報や知識が
必要です。
何かが出来ない時、
全てが出来ないわけでも
全てを知らないわけでも
ありません。
たった一つの
出来ないことのために
出来ないこともあるのです。
たった一つの
知らないことのために
頼んだ通りの結果が
得られないこともあるのです。
何が出来ないのか?
何か知らないのか?
これを、
頼む側、
育成する側が
知らなくては
ならないのです。
ワーク・ブレイクダウンの
プログラムでは、
出来ないこと、
知らないことを
あぶり出していきます。
最終的な結果だけを見て
評価するのではなく、
分解するのです。
実際には、
出来ないことも
知らないことも
そんなに多くないのです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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