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期待通りの結果が得られなかった時の対応

現場力強化の画像
2021/05/14 情報を更新いたしました。

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。
ビジネスでは、常に期待した通りの結果が得らえるとは限りません。
もしかしたら、期待した結果が得られないことの方が多いかもしれません。
現場力の強い会社の特徴の1つに、期待通りの結果が得られなかった時の対応があります。

期待通りの結果が得られなかった時の対応には、会社や部署によって違っています。
その対応を見ると、現場力の強さと、その会社の組織文化の一端が分かります。

目次


すぐに気持ちを切り替え、忘れる

多いのは、過ぎたことは仕方がないと気持ちを切り替える会社です。
振り返りは行うのですが、大雑把なもので終わります。
そのため、特に結果の出なかった前回とほぼ同じことを継続して行います。
出た結果を引きずらず、過去は過去と割り切って、次に気持ちを向けてられる部分は良い所です。

 

責任者探し

同じくらい多いのは、原因追及を厳しく行う会社です。
多くの場合、責任者探しが中心です。

そのことが分かっているので、全員が責任者にされないように立ち回ろうとします。
そこで、最終的な原因が外部の環境や社外にあるという結論になることも多いです。
そして、責任者が見つかれば注意や指導をしたり、改善を要求します。

原因が社内にないことになれば、特に対策を取ることはありません。
極端に言えば、何も変えないで進んでいきます。

本当に現場力の強い会社は、原因を究明しますが、責任者探しはしません。

 

振り返る対象は実際に行ったこと

振り返りの対象は、人ではなく、実際に行ったことです。
結果が出るまでの過程で行った、行動や判断を見直していきます。
そして、結果に影響を与えた可能性のあるものを、どうすれば良かったのかを考えます。
この振り返りにより、行動を変え、判断の精度が上がっていきます。

結果は、日々の小さな行動と判断の積み重ねでできています。
改善には終わりがありません。
これらのことが分かっていて、継続的改善が出来るのが、現場力の強い会社の特長の1つなのです。

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