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コンサルタントの事前準備

ワーク・ブレイク・ダウンの図
2021/06/23 情報を更新いたしました。
 
 

ブログを訪問していただき、ありがとうございます。
オフィス・ビブラビの長尾です。

経営コンサルタントの仕事では、事前準備をとても大切なものと考えています。
それは、せっかくいただいているお客様のお時間を出来るだけ無駄にしたくないからです。

目次

十分な準備があって初めて出来ること

事前に依頼いただいていることの報告準備は当然です。
実は、それ以外の準備が大切なのです。
十分に準備しているて初めて、意味のある問いを投げかけることが出来るのです。

例え経営理論や、経営手法、ファシリテーションのスキルがあっても、ぶっつけ本番では無理があります。
そんなことが出来る天才もいるかもしれませんが、残念ながら、私は凡人です。

事前準備の基本は下調べ

事前準備の基本は、下調べです。
お客様の業界の一般知識、特徴、課題、トレンド、最近のトピックスを書籍や雑誌、ネットで調べます。

お客様のほとんどは、中小企業ですので、商圏も狭いことが多いですし、地域の特性や状況も調べます。
ただし、ここで手に入る情報は、全体的な概要であったり、大企業中心だったりします。
参考には出来ますが、直接使えないのは経営理論と同じです。
会社、地域、などの個別の事情があるのです。

下調べした上で考え、調べる

こうして調べていると、何となく腑に落ちないことや、理解出来ないこと、イメージの湧かないことが出てきます。
課題や問題の仮説も経営理論と業界事情を行ったり来たりしながら、考えておきます。
その上で、その業界に関連する仕事をしている知人に、自分の理解や認識が正しいかどうかを確認し、分からないことは、教えていただき、私が課題、問題だと思っていることに対しての意見をお聞きします。

こうして準備をしていくと、無駄に説明することに時間をいただくことなくお客様の話が理解出来ます。
その会社特有の事情を聞くことに専念出来るのです。
さらに、事前に課題や問題の仮説を立ててきているので、お客様に考えていただく価値のある問いを投げかけるこが出来ます。

事前準備の蓄積が役に立っている

お客様や、他に出会った方から、良く知ってますね、と言われることがあります。
これは、これまで、下調べをしてきた蓄積の結果です。

事前準備したモノをお客様にお見せすることはありません。
結果として、使う必要のないモノもたくさん含まれています。
それでも、本当に面談の時間を有意義な時間にしたいから、本当に、お客様の会社の課題や問題の解決にお役に立ちたいから、事前準備は、手を抜けません。

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