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【「回想録」 「継続」が花咲く時】

ブログを訪問していただき、
ありがとうございます。
「ワーク・ブレイクダウン」実践家、
「こんな会社にしたい」を応援する
オフィス・ビブラビの長尾です。
私が、中小企業を中心とした
コンサルティングを
しようと思った 「いきさつ」
コンサルティングをする上での 「こだわり」
には、 理由があります。
何回かに分けて、
その「いきさつ」や
「こだわり」の素になった
私自身の経験を、
「回想録」シリーズとして、
お伝えしています。
今回は、
「継続」が花咲く時
です。


「継続」が大切なことは、
知っている人が多いと思います。
しかし「実行」している人は、
どうも多くないようです。
なぜでしょうか?
それは、苦しいからです。
「効果」が「実感」出来ないからです。
以前にも書きましたが、
私はバスケット・ボールをしていました。
中学生になって始めたのですが、
今のように小学生対象の
ミニバスのない時代でしたので、
全員初心者からのスタートでした。
多少、器用だったのかもしれませんが、
校内では上手い方でした。
顧問の先生が、
あまり見てくれない環境だったので、
何となく「出来る」ことで
満足していました。
ところが高校になって、
状況が変わります。
上を目指して練習するのですが、
全然伸びないのです。
今考えると、当たり前です。
「基礎」が不十分だからです。
特に、
ボールを手で扱う「能力」が
不十分だったのです。
そんな時、顧問の先生から、
ボール扱いは、
ボールを触っている時間に比例して
上手くなる
と言われました。
それからは、家に帰って、
手が片手でも空いている時は、
ボールを触っていました。
当然ですが、
ボールを触る時間を増やしても
何も変化は起こりません。
続けても続けても、
ボール扱いに課題があるので、、
身につけたい技術が
出来るようになりません。
それが、半年くらい経った時、
ボールを扱っている「感覚」が、
「突然」変わったのです。
「一皮剥けた」瞬間でした。
いくつもこのような経験を
しているのですが
もう一つ例を挙げます。
外国語の習得の例です。
私は、大学でフランス語が専攻でした。
高校時代、英語の成績は、
良い方でした。
勝手に語学は得意と思っていました。
ところが、大学に入ってから、
同級生よりも英語が聞き取れない、
一緒に始めた同級生よりも
フランス語が聞き取れない、
そんな現実に直面したのです。
結構、ショックなものです。
しかし、これも
「継続」が解決してくれました。
英語の場合は、
ネイティブとの共同生活、
フランス語は、留学時代、
共に、
相手の言っていることを
理解するために
真剣に聞く状況を「継続」した結果、
大体三ヶ月くらい経った時に、
突然、聞き取れるレベルが
一気に上がったのです。
真剣に取り組んだからといって、
短期間にレベルアップする
わけではありません。
自分がいくら頑張っていても
全く変化は感じられません。
それでも、
何かが蓄積されているのです。
それが一定のレベルに達した時、
自分でも分かる変化が起こるのです。
何かを身につけるのに、
いつまで「継続」するのか?
それは、
変化や進歩が自覚出来るまでです。
個人差はありますが、
必ず変化は起こります。
変化が感じられない中で、
「継続」するのは苦しいものです。
そんな時、
周囲の支えと励ましは、
とても大きな力になります。
あなたは、何かを身につけるために、
「継続」している「行動」がありますか?
何かを身につけようと、
頑張っている人で、
成果が出ないで苦しんでいる人を
見守り、励ましていますか?
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
「ワーク・ブレイクダウン」は、
「見える化」によって、
現場の実践力を高める手法です。
あなたの会社、
あなた自身、
もっと良くなります。
応援しています!

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