オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
多様化の時代と言われています。しかし実際は分断が進んでいるようです。
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人はそれぞれ考え方、意見、価値観が違うのは当然です。それでも特に日本のように同質性の高い社会では、大勢に合わせる傾向が強いです。いわゆる同調圧力が強い社会です。
しかしそんな日本でも個性を大切にする傾向が強まっています。その延長線上と言えますが、今は多様化を良しとする時代です。自分の考えや価値観が他人と違っていても自由に言って良いと考える人が増えています。それは良いことだと考えています。
多様化の前提は、違いを認め、尊重することです。もし、この前提が無ければ、対立するか、別々に分かれるしかありません。つまり共存することができません。最近は、多様化の前提が崩れ、多くの問題が起こっているようです。
例えばアメリカの選挙を見ていても、意見の違いがあるのは当然ですが、意見が違う相手を敵視して非難し、攻撃する様子が目につきます。そして選挙の結果が出てもノーサイドとはならず、妨害し、協力を拒み続けます。結果として、考え方の違いによる社会の分断が進んでいます。
これは日本の社会でも同じです。考え方や価値観の違いを受け入れるのではなく、共存することを拒否する様子が見られます。
会社も国とは規模が違いますが、一種の社会です。時代の流れを受け、多様性を受け入れようとしている会社も多いです。しかし、多様性を認めて欲しい従業員との間に問題が起きている会社も少なくありません。そして考え方の違うことが原因で従業員の間でトラブルが起こっている会社も少なからずあります。会社のように小さな社会で分断が起これば大きな問題です。業務に支障が出て、事業を行うことも困難になります。
今は問題が起こっていなくても、今後は多様性を盾にして、自分たちの考えや価値観を受け入れ、取り入れるように求める従業員も出て来るでしょう。会社の決定を押しつければ、パワハラだと訴えられる可能性もあります。
では、どうすれば良いのでしょうか?
会社は会社ごとに目標や目的があります。会社はそれを実現するための組織です。どこまで多様性を許容するかは会社が決めて良いことだと考えています。意見の違いがあっても、会社として結論が出ればノーサイドです。会社として決めたことには従ってもらわなくてはなりません。
会社としてすべきことは、まず、ミッションやビジョン、価値観を示すことです。そして、許容できる多様性の範囲を明らかにすることです。そして、それを理解し、受け入れる人だけを雇うことです。そして、残念ですが、今働いてくれている従業員であっても、会社の考え方に合わない人には辞めてもらうしかありません。
ただでさえ人の確保が難しい時代です。辞める従業員が出ることも困るでしょう。会社の方針を提示することで、採用も難しくなるかもしれません。それでも、事業会社である以上、譲れないことは譲ってはいけないのです。そしてそれは結果として、働いてくれる人のことを大切にすることになります。
この会社の姿勢を決めるのは経営者です。そして、その姿勢を堅持することで起こる可能性のある問題を引き受ける覚悟を持ち、方針に従ってくれる管理職や従業員を支えるのも経営者です。
本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。
応援しています!
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経営者の「こんな会社にしたい」の実現を支援することを目指して、
2011年にオフィス・ビブラビを設立しました。
VIVE LA VIE(ビブラビ)はフランス語で「人生万歳」という意味です。
ビジネスの支援を通して、そこに関わる人たちの人生が充実したものになる一助となりたい。
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長尾洋介プロフィール
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