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組織のトップの振る舞いは難しい

自動車の中でお互いそっぽを向く二人の男性

オフィス・ビブラビの長尾です。ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

今話題なのは兵庫県知事です。しかしそれ以外にも内部告発や公益通報が発端となり、組織のトップへの批判が注目を集めるケースが増えています。

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組織のトップの権限は大きいです。本人に悪意があるかどうかは別にして、パワハラや強要は起こりやすいです。そして、組織の中の人は声を上げづらいものです。声を上げることで、組織の一員として降格などの不利益を受けるリスクがあります。さらに、勇気と覚悟を持って声を上げてももみ消される可能性もあります。

このような現実がありますので、公益通報者保護法などは必要だと考えています。しかし問題もあります。公益通報の内容が早々に外部に流出した場合や、内部告発としてマスコミなどから報道された場合です。

マスコミで報道されたり、外部に流出した情報がソーシャルメディアなどに流れたら、どうなるでしょう?広く拡散されるでしょう。そしてそれが事実かどうかに関係なく大勢の人が、それが事実であるという印象を持ちます

私は兵庫県知事を擁護するつもりはありません。批判されている内容の中には問題だと考えているものもあります。ただし、事実認定もなされない段階で、一時が万事として、ここまで全面的に袋叩きにするのはやり過ぎだと思っています。

公益通報や内容告発の問題点は、通報者や告発者の意図が分からないことです。例えば不満による腹いせの可能性もあります。相手を貶めるなどの一種の悪意がある可能性もあります。

悪意が有る無しに関係なく情報が流れ、事実のように拡散されます。特に組織のトップのような強者の問題であればなおさらです。そしてトップは事実と関係なく批判にさらされ、徹底的に叩かれます。そして、一つの失敗や起こした問題から尾鰭が付いて、まるで良いところは全くないかのように全否定される可能性があります。これが今の時代の組織のトップの現実です。

内部からの告発は、受けたトップにとって精神的にも厳しいものですそれでも内部告発や公益通報のほとんどは、善意に基づき、勇気と覚悟を持って行われるものです。無視してはいけません。もみ消すのはもってのほかです。真摯に受け止め、対処することが大切です。

このような批判に対処できる力も、今の時代の経営者に必要な現場力の一つです。本当に経営者は大変です。だからこそ私は、頑張っている経営者にエールを送り続けたいと思っています。そして支援したいと思っています。

応援しています!

ふと思い付いたのですが、スティーブ・ジョブズも今の時代ならパワハラで訴えられ、成功するチャンスを奪われていたかもしれませんね。

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