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長期計画と短期計画の優先順位

戦略のピラミッド
2021/04/28 情報を更新いたしました。

神戸を中心に自ら現場と直接関わりながら、現場力強化を支援しているオフィス・ビブラビの長尾です。

ほとんどの会社が事業計画を作っています。
長期計画と短期計画とでは、どちらが大切でしょうか?

事業計画は、企業経営にとって大切なものです。
事業計画の中には多くのことが書かれてありますが、その中心となるのは短期計画です。

短期計画には、通常1年間の目標や取り組む課題などが書かれています。
短期計画を作る時、参考にするものが2つあります。
長期計画と、前年実績と前年の検証結果です。
前年実績を基準として、長期計画の最終年度の目標に到達するように、今年度の目標を決めます。
そして、前年の検証結果を参考にしながら、取り組む課題を決めます。

現場の業務に影響が大きいのは、短期計画です。
日々の業務は、短期計画に書かれている目標を達成することを目指して決められていきます。
そして、課題に取り組むことも組み込まれます。
そのため現場の業務は、短期計画に従って組み立てられます。
中でも高い優先順位が付けられるのは、目標を達成することです。

一方、取り組むことが求められている課題は、目標と比べて後回しにされがちです。
課題に現場のマンパワーなどのリソースを割くことは、目標達成のために使えるリソースが制限されることになります。
目標達成の圧力が強かったり、達成が厳しい場合、出来るだけ多くのリソースを目標達成のために使おうとするのは当然と言えます。

それで良いのでしょうか?

課題への取り組みは、短期の目標達成への効果が小さいことも少なくありません。
しかし、長期計画で目指しているものを実現するには必要なことが多くあります。
つまり、会社の将来のために必要な投資なのです。

会社にとっては長期計画も短期計画も重要です。
今年度の業績が悪ければ、そもそも将来はないかもしれません。
しかし、短期の目標を達成しても、課題への取り組みが不十分ならぱ、会社の未来は明るくないでしょう。
短期の目標の達成が厳しい場合、リソースの全てを短期の目標達成のために使いたくなります。
それでも、課題には取り組まなくてはなりません。

また、短期の目標の達成が見えてくると、現場がホッとして、緊張感が緩みがちです。
このような場合は特に、課題に真剣に取り組まなくてはなりません。

短期計画も長期計画も、会社にとっては同じくらい重要です。
そのことを現場も理解し、行動しているのも、現場力の強い会社の特長の1つです。

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